第13話 ページ13
｢変質者！？それってぼくたちのことっスか！？｣
コスプレ軍団の一人、うさぎっぽい男の子が言った。
テンション高いわぁww
｢うさ丸はある意味変質者であってますけどね｣
その隣にいたマスクの男の子が冷静に返した。
私は無言で立ち去った。←
再び中に入り、扉を閉めて歩き出そうとしたとき、閉めたドアが勢いよく開いた。
｢うおおおお！？｣
我ながら情けない…
｢君さー、新入生？なんでここに？｣
ドアを開けた本人だと思われる片目の男の子は、ニコニコ言った。
｢…暇なんで散歩してたら行き着きました｣
すると今度は、片目の男の子の後ろから、猫らしい女の人が出てきた。
｢へぇ〜！じゃあ、部活は決まってるのぉ〜？｣
明らかに猫を意識した喋り方から、ここは動物になりきる団体なんだな、と思った。
………部活？え？決めてないよね？
｢決まってません、けど…｣
私が言うと、皆さんは開いた口が塞がらないという表情をした。
何か問題でも……！？
｢決めてないなんて、珍しいっつって！じゃあ演劇部に入るつって！｣
｢あ、ここ演劇部なんですか？｣←
本気でそう思った。
だってそうじゃん？ただのコスプレ変質者軍団としか思えないじゃん？
｢そうだよぉ〜！入る〜？｣
お誘いいただきました、どうしたらいいでしょう？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緋夜(プロフ) - 星屑栞さん» すみません、知らなかったです。今後気をつけます。教えていただいて、ありがとうございます！ (2015年5月30日 10時) (
レス) id: 08a0d88169 (このIDを非表示/違反報告)
星屑栞 - チャットは占ツクで禁止ですよ (2015年5月30日 10時) (レス) id: 00202b60dd (このIDを非表示/違反報告)
緋夜(プロフ) - 皐月さん» うーん、どうしよ…。ま、いけるとこまでいってみる！！ありがとう( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年7月6日 18時) (レス) id: a307305068 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 緋夜さん» 20話ぐらいいったら、マンガで言う二巻にいけば？ (2014年7月4日 19時) (レス) id: 409130d6b1 (このIDを非表示/違反報告)
緋夜(プロフ) - 皐月さん» うーん、どーしよw (2014年7月4日 18時) (レス) id: a307305068 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緋夜 | 作成日時：2014年4月18日 18時
