４１話 謎の豆「ねえ知ってる？」 ページ49
風「ねーねーひーじかーたくぅん」
深「どうした、暑さで溶けそうなスライムみたいな声出して」
この廃工場に深弥と風螺、そして、深弥の妹である日和と桜羽の４人で暮らして一か月が経ち、森に潜んでいたセミたちももう鳴り止んでいた。
最初は慣れない広い廃工場の暮らしなので少々生活に支障をきたしていたが、今では慣れて、深弥は一階の広々としたところに置いてあるソファのに寝そべってスマホをいじっており、風螺は同じく広々としたところに置いてあるテレビでバラエティー番組を見ていた。
桜羽は日和のコンサートに行っており、深弥はこれからバイトがあるため、風螺は交代制のお留守番が回ってきたため日和のコンサートに行けずにいた。
風「村正って知ってる？」
深「妖刀だっけ？それがどうした」
風「んー、今テレビで特集があってたから。土方君刀の異能使いだし知ってるかなーって」
深「俺の異能は刀じゃなくて『剣』だ。日本刀以外にも海外の剣もある。……確かに俺は日本刀を使うが日本刀の全てを知っているわけじゃないぞ」
そろそろ、バイトに行く時間が来たので立ち上がってスマホをソファーの上に置く。部屋着のスウェットから私服に着替えてバイトに行く準備をする。
風「へー、意外だなぁ。刀のことならなんでもござれ！刀師匠かと思ってたよ」
深「誰が刀師匠だ。んじゃ、メシは冷蔵庫の中に入ってるから温めて食べるんだぞ」
ごはん係も留守番同様交代制だが、深弥の趣味が料理でとてつもなく、語彙力が喪失するくらい美味しいので大抵は彼に任せている。
風「はあい、ままー！！」
深「誰がママだ。ぶっ殺すぞ」
行ってきます。そう言って深弥はバイトに向かった。
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とりっぴー(プロフ) - 名無しさん» 可愛いと思います！めっちゃ童顔なんで( ´艸｀) (2018年8月2日 20時) (
レス) id: d877de1a29 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 風螺かわいいイメージが湧く(´∀`) (2018年8月2日 19時) (レス) id: 8a96e91b77 (このIDを非表示/違反報告)
とりっぴー(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます！！！私もそのようなコメントを頂きとても活が出ます！！今後ともよろしくお願いします！(*´ω`*) (2018年8月2日 19時) (レス) id: d877de1a29 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - これからの展開にワクワクさせられます！ (2018年8月2日 18時) (レス) id: 8a96e91b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とりっぴー | 作成日時：2017年11月2日 22時
