２１話 腹が減っては戦はできぬ ページ26
深弥と風螺が風呂から上がったあとの湯舟は、なぜか真っ赤に染まっていった。
風｢いやぁ、いい風呂だった。少し頭がくらくらするけど」
風螺はリビングにつくなりすがすがしそうにそう言った。
日｢大丈夫ですか？のぼせたんですか？」
深｢いや、こいつが馬鹿やっただけだから気にするな｣
深弥は冷たく言い切った。リビングにいた４人は不思議に思ったが言及したところで深弥の機嫌があまり良くないので気にしないようにした。
深｢そんなことより、風呂だけでなく着替えまで用意してもらって本当にすまねえな兄貴」
先程上がったばかりの深弥と風螺だけでなく、女性である日和や桜羽もＴシャツと短パンを着ている。深弥にはピッタリなサイズだったが、身長が低い風螺や女子たちには少しサイズが大きかったらしく、ダボダボしておりだらしがなかった。
政｢俺の部屋着だから深弥以外にはでかいだろうがそこは申し訳ないな」
桜｢いえ、着れる服があるだけとても助かるよ」
風｢そうそう。感謝の言葉しかないですよ〜。あ、僕風螺って言います。このたびは本当にありがとうございました」
政｢ははは、そんなにかしこまらなくていいぞ。俺は
エ｢で、オレがエレン。この兄妹とは小さいころからの幼馴染で、政典兄とはいとこの関係だ」
エレンが意味もなく鼻を鳴らすと同時に、風螺の腹も鳴った。三日間あの建物の中から出ていないということは、マフィアたちが食事を与えない限り食事をとることができなかったということだ。すぐ実験体にされて殺されてしまうのであれば無用な食事は必要がなく、つまり深弥たちは数日間食事を絶っていたことになる。
政｢なんだ、腹減っているのか？…そういえば１２時過ぎているな。じゃあ、昼飯にするか」
深｢料理なら俺が…｣
政｢どうせお前も腹減ってんだろ？それに今日はお客様だ。そこで踏ん反り返って待ってろよ」
２２話 ばーか→←深弥くんの立ち絵(飛ばしてもらって結構です！)
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とりっぴー(プロフ) - 名無しさん» 可愛いと思います！めっちゃ童顔なんで( ´艸｀) (2018年8月2日 20時) (
レス) id: d877de1a29 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 風螺かわいいイメージが湧く(´∀`) (2018年8月2日 19時) (レス) id: 8a96e91b77 (このIDを非表示/違反報告)
とりっぴー(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます！！！私もそのようなコメントを頂きとても活が出ます！！今後ともよろしくお願いします！(*´ω`*) (2018年8月2日 19時) (レス) id: d877de1a29 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - これからの展開にワクワクさせられます！ (2018年8月2日 18時) (レス) id: 8a96e91b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とりっぴー | 作成日時：2017年11月2日 22時
