一(過去 ページ1
万次郎君と私はある小さな公園で出会った
ある日私は道端でぶつかった男に体で責任取れなんて言われて暗い公園に連れられた
その時の私はまだ一年生になったばかりの中学生で力も弱くて絡まれた男に対抗できなかった
このままどうなっちゃうのか中学生ながら察していて、半分諦めかけていた
万「何してんの？」
襲われそうになった時、一人の男の子がこちらにやってきた
「誰だお前、ガキが俺の邪魔すんじゃねえよ」
万「おにーさん、しょうもないことしてんね」
「なんだ、お前もやりたいのか？笑」
男は掴んでいた私の手を離して立った
男の子はこちらにどんどん近づいてくる
万「気持ち悪りぃ事してんじゃねえよ」
男の子は勢いよく拳を飛ばす
私は思わず目をつぶった
いくら男の子だからって成人男性の力に敵うわけない
目を瞑った後に聞こえてくるのは殴られている音
男の子やられちゃったのかな、と恐る恐る目を開くと
そこには無惨な姿で倒れている男の姿があった
万「大丈夫かお前」
『うん、、、』
正直驚いた、あんなに小さい男の子なのにあんなに力があるんだと思わなかった
男の子はぐいっと私に顔を近づけると
万「今日から俺のダチ、な？」
いきなりお友達になろうと言ってきた。
誰かも分からないひよっこのひ弱な女なのに。
『こんな私が友達になっていいの、』
万「むしろお前じゃなきゃ駄目なんだけど」
『...わかった。友達なる』
万「お前名前は？」
『佐宮A』
万「ふーん、じゃあねA」
『え、』
自分の名前も言うのかと思えば私に名前だけ言わせて去ろうとした。
『あなたの名前聞いてない』
万「..佐野万次郎」
『よろしく万次郎君』
万次郎君は今度こそ去っていった。
なんだか嵐みたいな子だった。
私は倒れていた体を起こして家に帰った。
その時からその万次郎君は度々私のところに来るようになった
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さめしゃち?(プロフ) - おっふ( ˆᴘˆ )最高……神作者じゃないですか！！！…………でもそろそろ続き更新して欲しいです (2023年3月28日 12時) (
レス) @page4 id: 94eab444ed (このIDを非表示/違反報告)
ちはねこ(プロフ) - 初コメ失礼しやす！！テーマスゲー好きです、好きです！！！！更新楽しみにしてますね！！あ、でも体調にはお気をつけて、ですよ！ (2022年2月2日 18時) (レス) id: ac1f2ce415 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔晃 | 作成日時：2022年1月31日 20時
