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(過去編5)隣の席の手塚君4 ページ6
「どうかしたのか、大石に高倉」
『「っ!?」』
『どうかしたのか、はこっちのセリフ!どうしたのその腕!?』
教室に入って来た手塚君の腕は三角巾で吊られていた。
「これは...昨日部活で色々あってな...」
手塚君だけでなく大石君まで顔を曇らせたのを見て部活で何かあったのかなと思った。
『(あんまり深堀しない方がよさそうだな...)聞いといてなんだけど無理して話さなくていいよ。』
「ああ、心配してくれたのにすまない...」
『手塚君が謝ることないよ!確か利き手左手だよね?ノート私書くよ!』
「お、俺もかく!高倉さんだけじゃ大変だよ!」
「いや、二人に迷惑はかけられない」
『「迷惑なんかじゃない!!」』
「朝から何叫んでるの二人とも!?」
幼馴染の杏の一言で私たちはここが教室であることを思い出した。
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作者名:おりひめ | 作成日時:2020年1月26日 16時