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【25球目】作業開始 ページ41
『特別メニュー?それってテニス部の?』
聞きなれない言葉に私は思わず聞き返した。
「そうだ、都大会に向けて個人の課題の克服を目的とした練習をしようと思っているんだが準備に人手が必要なんだ」
『それで、私に白羽の矢が立ったってわけね...』
「ああ、そういうことだ頼めるか?」
『もちろん!そんなことならいつでも大歓迎だよ!』
「助かるよ高倉。早速だが判断力を鍛える特訓のためにテニスボールの溝に色を塗ってくれ」
そう言って乾君はテニスボールがたくさん入った段ボール箱を差し出した。
『色を塗るだけでいいの?』
「赤・青・黄のカラーコーンに同様の色のボールを当てる特訓をするんだ」
『なるほどぉ〜、それでこんなにたくさんのボールが必要なのね』
「そういうことだ、他の部員特にレギュラーには直前まで内密にしたかったので高倉に頼んだんだ」
『そーいうことだったんだね、了解!みんなには内緒ねっ!早速始めよう!』
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作者名:おりひめ | 作成日時:2020年1月26日 16時