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【17球目】策士、策に溺れる ページ33
そう言われて海堂君の方を見ると越前君よりも大量の汗をかいていた。
『えっ!?なんで海堂君の方が汗かいてるの?』
「あれだけ低く深い打球を毎回足元へ打たれれば、ヒザを曲げっぱなしでショットさせられたことにより、通常の2〜3倍は体力を使うことになる」
『なるほどぉ〜策士、策に溺れるってわけね』
「そういうことだね」
そこから決着がつくのは早かった。
「ああー!!あれは《スネイク》−!?」
「うそー!?なんでアイツが」
なんと越前君が《スネイク》らしきものを打ったのだ。
「ビックリした何ショットだって?」
「《バギーホイップ・ショット》」
『バ、バギーホイップ・ショット?』
「ああ、海堂の《スネイク》はそれを応用したもの物だ。テクニックがいるから昨日今日では打てないよ」
『そんなすごいものを打ったの?1年生が?す、すごいね』
私はレベルの高すぎる試合にあっけにとられた。
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作者名:おりひめ | 作成日時:2020年1月26日 16時