【10球目】休日登校 ページ26
山のように積まれた書類が1日そこらで終わるはずもなく私は休日出勤ならぬ休日登校をすることになった。
「Aちゃーん、お弁当ココに置いておくねー」
『うん、ありがとうお母さん』
「遅くならないようにねー」
『はぁーい、夕方には帰ってくるね!いってきまーす』
「いってらっしゃーい!」
私は、朝が弱いため毎日苦しい思いをしながら起きているが、今日は休日登校のためいつもより少し遅めに起きた。
結果、私は今とても気分がいい!
『土日はいつもお昼まで寝て、ダラダラしてるから新鮮だなぁ〜。今度からもう少し早起きして散歩でもしてみようかなぁ〜』
そんなことを考えているうちに私は、学校に到着した。
ふと、テニスコートの方を見るとそこにはすでに何人かの部員がいた。
『(...そういえば校内戦、今日からだって言ってたなぁ〜)...朝から大変だなぁ〜』
私はテニスコートを尻目に生徒会室に向かった。
『よ、ようやく終わりが見えてきたぁーー!!ここに来るまで本当に長かったぁ〜ひと段落ついたしお昼でも食べよ!』
生徒会室で食べるのもいいがせっかくだし外で食べようと思い私は外に出た。
『どこで食べようかなぁ〜』
私はお弁当を食べる所を探し校内をウロウロしていた。すると...
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作者名:おりひめ | 作成日時:2020年1月26日 16時