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(過去編2)隣の席の手塚君 ページ3
長い長いお話を聞く入学式が終わり、改めて教室行き席に着いた。
『(確か隣って‟手塚‟って人だったよね。どんな人なんだろう?)』
すると、隣の席に一人の男の子が座った。
その男の子は顔立ちの整っている眼鏡をかけたオーラのある子だった。
『(どことなくオーラのある子だな〜。将来大物になりそうな雰囲気)』
「入学おめでとう諸君!僕はこれから一年間君たちの担任となる鈴木だ!よろしく!」
熱血オーラに圧倒されながら私たちは拍手をした。
「早速だがこれから隣の子と自己紹介していってもらう!クラス全体に対してするのはまだ難しだろう!とりあえず周りの子から親交を深めていこう!」
『(鈴木先生、なんていい人なんだ!)』
私は人前に立つのが苦手なので鈴木先生のこの提案に感動した。
『はじめまして、私高倉A!一年間よろしくね!』
「手塚国光だ。こちらこそよろしくたのむ。」
私の手塚君に対するイメージは、口調も相まって【侍】となった。
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作者名:おりひめ | 作成日時:2020年1月26日 16時