【ツイステ】輝石の国のとある青年 (ページ7)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,012 hit

No.05 ページ7

Ruggie side

オレの横で、ペンダントを光に透かしては

時折、ふにゃっと笑うセシルくんを見て思う

ラギー「にしても…ほーんと、変わったッスね」

『？変わった…？んー、そんな事ないと思いますけど？』

初めて会ったのは、購買部の帰り道

サムさんに頼み事されなきゃ話してもなかったんスけど…

オレが思うに、あの頃よりも笑うようになった

それに、堂々と居るようにも…

トレイ「ラギーの言う通りだな」

後ろから声が聞こえ振り返る

ラギー「あ、トレイさんじゃないっすか」

トレイ「相変わらず、お前らは仲良いなぁ」

トレイさんはセシルくんの頭を撫でる

『…わっ、ちょ…トレイ先輩、髪乱れるー』

トレイ「大丈夫だ、ぐちゃぐちゃにはしないから」

『乱すこと否定しないんですねー……
寮長にまたあーだこーだ言われる運命が見える…』

―そんなことを言いつつも、振り払わないのは

どう考えても

―変わった証拠の1つだと思うんスけどね