運命の人は同じ学校にいた

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私はこの春入学した北村Aです
ピカピカの高校1年生です！





1番仲のいい友達は龍二！
すごいよ！だって小学校から今までずっとクラスが一緒なの！←私田舎に住んでいるので小中1クラス しかなかったです(笑)





その龍二と始業式の前日の夜中にワクワクするね！寝れないね！って電話してたんです





その結果朝寝坊しました
大パニック！
着慣れない制服、乗り慣れていない電車、財布忘れる、激ねむ





たぶん今日の運勢最下位の最下位だよねっていうぐらい最悪なことばっかりなんだけど





龍二は起きもしなかったからほってっきた





ていうことで今切符売り場の前にいます
後ろのおっちゃんだんだん鼻息荒くなってるし、緊張して高校の最寄りの駅忘れたし





家に帰ろう
でも、帰ってたら遅刻しちゃうよね？





列からは抜けようとしたときチャリン♪





お金を置く音がした






ん？え？






私の背後から
匠海「お金忘れたんでしょ、それ使いなよ」優しい声






あ、あ。はい。






私は今日見ず知らずの人に借りたお金で学校に来た





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学校ついた
教室にはほとんどの人が来ていた
皆もうグループで来てる！やばい出遅れている





本鈴と同時に龍二がやってきた
制服乱れてるし寝ぐせ治ってない！
さっき起きました感半端ない(笑)





あ、また龍二とクラス一緒でした( 一一)
名字も近いからなんと今回席が隣でした
なんか安心するね





全校集会が終わり、HRに一人ずつ自己紹介があって今日は学校終わり！





バタバタしすぎてめっちゃ時間たつの早かった〜





帰り道、朝の出来事を龍二に話した





A「あのね、今日運命の人見つけたの！(＞_＜)」





龍二「運命の人？なんじゃそりゃ( *´艸｀)」





A「朝、財布忘れて困ってたらはいっ！お金渡してくれたの！運命じゃない？」





龍二「何その漫画みたいな話」





A「マンガじゃないです！現実です！」





龍二「夜遅くまで起きてたから寝ぼけて幻覚見てたんちゃう？」





違うわ！ほんとにみたもん





A「ほんまに見たの！この目で！！」





龍二「運命の人って騒ぐのはいいけど、いつもAが好きになった人と悪い思いでしかないや ろ」





わかってるよ！

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