運命の人は同じ学校にいた

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放課後






また今日も2人です






今、パート練習という時間です






音楽室はトランペットがいるから聞こえづらいということで移動し、私の教室がたまたま開いていたからここで練習することになりました






なんか気まずいな〜(-.-)






ていうか匠海先輩まつ毛なが！前髪サッラサラ






あこがれる！いいな〜







(。´・ω・)ん?前髪が邪魔で楽譜が見えづらそうな？
余計な心配か







でも.....






A「匠海先輩！ちょっと失礼します」






私は楽器を椅子に置き匠海先輩の前に立った






匠海「え、また何か.....」






匠海先輩は私に空手でありそうな「アチョー」のポーズを向けてきた






A「何もしませんよ(´-ω-`)」






と言いながらもポケットに手を突っ込みピンを出しサラサラの前髪を止めた






匠海先輩は目をきゅっと閉じてうぎゃ！と言った






A「これで大丈夫です！」






匠海先輩は不思議そうな顔私を見てきた






A「前髪が邪魔そうだったんで止めました！」






ニコッと笑ったら匠海先輩もニコッと返してくれた






ニコッと笑ったのに少し真面目な顔になり






匠海「Aちゃんってさ〜、龍二のこと好き？」






A「ひぇ？」






思わず変な返しをしてしまった






匠海「好きなの？」






もう一度聞いてきた






匠海先輩には私の心の奥まで見られてる気がした






A「え〜っと.....」






私は龍二が好きなの？嫌いなの？






でも嫌いではないと思う






優しいしニコッと笑った顔めっちゃ好きだし、勉強バカにしてくるけど教えてくれるし.....






匠海先輩はお座りして待てと言われよしの合図を待っている犬の目みたいに私の方を見てくる






匠海先輩と目が合い目を離すことができなかったので、後ろを向いた






すると.....

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