運命の人は同じ学校にいた

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急に龍二が叫んだ






龍二「A！運命の人ってこの人か！やめとけ」






やめてよ！大声で言わないで！
匠海先輩に聞こえるじゃん！てか絶対聞こえた






匠海「運命の人？」






A「ああああああああああーーーー匠海先輩！今のは忘れてください！」






匠海「聞こえちゃった！運命の人って俺の事？」






龍二「Aに近づくな！」






龍二に肩を引き寄せられた






キュンっ！






なにがキュンだよ！
あの龍二だよ！？ダメだめ





A「なんで？龍二が匠海先輩の事知ってるの？」






龍二「クラブだよ」






クラブ？






でも、学校違うし






匠海「中学校の時、隣の中学校だったからよく練習試合をしてたんだよ」






なんで？匠海先輩吹奏.....あっ！中学校の時はバスケ部だったんだ！






ていうか






A「離して！( ｀ー´)ノ」






龍二「無理！こいつと仲良くするんだったら離さない！」






何言ってるの？






A「は？こっちが無理や！離して」






匠海「Aちゃんはボールじゃないんだ離せよ」






匠海先輩がいつもより男らしい
かっこいい(´-ω-`)






A「なんでそんなに匠海先輩の事嫌うの？」






龍二「こいつ試合の時うぜー投げ方やドリブルするんだよ」






A「龍二、それだけで匠海先輩の事嫌ってるの？」






龍二「それだけって.....」






よし！決めた






A「龍二、匠海先輩、今、仲直りして？」






龍二・匠海「は？」






A「はぁ？じゃないよ早く！」






龍二「無理無理無理」






匠海「俺は別にいいけど」






龍二「おまえは.....」






A「ほら！匠海先輩良いって言ってるじゃん！リュージ！」






A「早く仲直りしないとこれから一生龍二とは口きかないよ！」






お願い仲直りして！






龍二「わかったわかったするよ( 一一)」






A「やったー良かった！でも、仲直りってどうやるんだろ.....」






龍二「しらねー」






匠海「握手」






A「あ！握手だ！」






Aは龍二と匠海の手を取りAの前で握らせた






A「龍二！握って」






握らない






A「りゅーーじ( ｀ー´)ノ」






龍二「はいはい」






握ってくれた
やったー

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