柱だけじゃなくてかまぼこ隊の様子までおかしくてわろたにえん【鬼滅の刃】

漆拾 ページ16

『なぜにお2人はここに？』




コソッと聞かれないように2人に囁く。




「鬼狩りに来たに決まってんだろがよォ」




「宇髄にいいものが見れると聞いた」




「それ言うんじゃねェ！！！」




不死川ｽﾞ雷が落とされた。ああっ冨岡さんの頭が鏡もちのようだ……。




すると不死川さんが急に近づいて私の手を掴んだ。




「その格好してるってことはそういうことでいいんだよなァ？」




『何言ってるんでい？旦那ァ』




危ない香りがするゾ！茶化してみる。




すると空いていた方の手が掴まれて引っ張られる。痛い、痛い。




「Aは(まず俺と寝るんだ。俺と寝てからじゃないと)寝かさない」




『いやあんたは更に何言ってるんで？』




「茶化すな、わかってんだろォ？」




『いや、私生娘でして……』




不死川さんから逃げるように顔を背ける。




彼はそれが気に食わなかったのか私の項を指でするりと撫でる。背中がゾワッとして思わず背筋が伸びる。




「感じてんのかァ？かわいいなァ」




『か！ん！じてません！！』




たぶん説得力ない。だってきっと顔赤いから。すると




「ﾋﾟｬｯ！！！」




無言で冨岡さんに耳を舐められる。おい！それは反則だろ！！




耳を隠して恨めしそうに冨岡さんを見るが、何がいけない？とでも言いたげな顔。




「てめェの水揚げ俺がしてやるよォ」




やばい、まじで貞操が危険だ危険すぎる。




「何やってるんですか不死川さん！！！」




スパンと襖が開き救世主が現れた。

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