続人間未満の瞳【HUNTER×HUNTER】 (ページ4)

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よんじゅうはち眠気と、匂いページ4

「A、最初オレからでいい？」

ゴンはAにこっそりと言った。
Aは最初何のことだか理解していなかったが、ゴンがネテロに飛びかかっていったのを見て"ネテロを交互に攻める"ということだとわかった。

ゴンは軽々と跳ね、速く走る。
ゴンが動く度に、筋肉が隆起するのがわかった。Aは自分の足を見て、力を入れたりしたが、ゴンと同じようにはならず、変なところに筋肉がなついているなーとぼんやりと思った。

ゴンの動きは見ていて飽きなかったが、Aはどうも眠くなってしまった。もともと、こんなふうになる予定などあらず、寝ようと思っていたのだということを思い出した。

それを思い出したら、さらに眠気が増した。
だんだんと周りの音が遠ざかり、視界がぼやけてくる。Aは対抗する術がなく、その感覚に身を任せた。

＊・.*・..＊・.・..*

「A、やった！！ネテロさんに勝ったー！！！」

ゴンが何とか右手を使わせたことを、Aに報告するように振り向いたが、Aはすっかり夢の中だった。

「あれ？寝ちゃってるやぁ～......」

ゴンもAにつられるように、パタリと眠った。

＊・.*・..＊・.・..*

Aは目が覚めた。
どれぐらい寝ていたかわからない。とても長い時間寝ていたような気もするし、ほんの十分程度しか寝てないような気もする。

目をこすりながら周りを見渡すと、ゴンが大の字になって寝ていた。
そこにネテロの姿はなく、ゴンの寝顔がなんだか晴れているように見えて、きっとネテロに右手を使わせることができたのだな、と思った。

Aはふと鼻につくような匂いを感じた。
それはよく嗅いだことがあった、鉄ようなの匂い。

Aは思わず鼻と口を手で覆ったが、その匂いに惹かれるように、今いた部屋を出、廊下へ出た。

廊下へ出ると匂いが、一層強くなった。

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更新遅れてすいませんんんんん
本当に忙しくて、、言い訳すいませんん

こんな更新が遅れ、おこがましいようですが、
皆さまの期待に応えられるよう、精一杯頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！！！