今日はこんな日2 (ページ8)

今日:6 hit、昨日:67 hit、合計:70,648 hit

3 ページ8

.
樹side

大爆発って感じ。入院することになった諦めもついてない上に、自分の体調の悪さを全く受け入れてない。

『できる、できるのに！』

京「知ってるよ。元気になればAはどれもできる」

『…っ、』

樹「大丈夫、大丈夫だよ」

京「俺抑制ベルトしたくないよ。お願いだから約束守ろう」

『なんっなんで…っそんなイジワル言うの…っ』

京「意地悪言ってるんじゃないよ。本当にそういうレベルで安静なの」

『…んんん〜！もう！お部屋こないで…っ！！』

もう話しない！とでもいうように布団の中に顔まで潜り込んだAは、泣き疲れたのかそのまま眠ってしまった。

樹「A？寝た？」

まだ話の途中だったし、なんの説得も出来てないのにって声をかけながら涙の後の残る頬っぺたをタオルで拭っても起きない。

京「つーか高地さあ、鼻の酸素チューブは？？ついてないじゃん」

高「こんな状態でつけていられるわけないじゃん(笑)一瞬で投げ捨ててたよ(笑)」

京「まじやばいな。ギャングやん」

樹「ははっ(笑)」

京「もう俺にAの説得ムリなんだけど」

高「諦めないでもらっていい？(笑)」

京「慎太郎ベッドサイドにA専門の見張りとしてずっと置いておきたい」

高「あーいい人選だわ」

樹「あいつも忙しいよ？(笑)」

冗談かと思って笑ってたけど、きょとは慎太郎のスケジュール確認し出した。

.