声優界最強姉弟5

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江口 side




江口「(人1)」




俺は(人1)の方に行って、正面から抱きつく。




「…なあに」




俺の腕の中から顔を上に向けてこっちを向いている(人1)。




……可愛いかよ。




俺はそのままそっと近づいてキスをする。




江口「……ふふっ」




「なに？」




江口「(人1)とキス出来るようになったんだなあって」




「…なにそれ」




俺がにやけてそう言うと、(人1)にも伝染ったのか、にやけている。




でへへ、としていると俺の頬に(人1)の手が添えられて、(人1)が背伸びをして俺にキスをしてくる。




「…我慢させてごめんね」




江口「………許した」




こっちは最初から(人1)が良いまで待つ気でいたし、怒ってもなかったから許すも何もないけど、許した。




背伸びするの可愛いな。




身長高くてよかった。




「じゃあ、そろそろ出なきゃだから」




江口「……うん、わかった」




「そんな顔しないでよ、また午後会うでしょ」




鼻をつままれ、笑いながらそう言う(人1)。




江口「…俺も頑張る」




「頑張って」




背中に回されている手が心地いい。




江口「…そういえば午前、梅ちゃんと同じ現場だ」




「お、裕一郎に泊まりにおいでって言っておいて」




江口「………気が向いたら」




「それ言わないやつ」

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