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江口 side
俺はゆっくりと朝食のカレーを食べながら、いそいそと準備している(人1)を眺める。
寝室に行って、出てきたと思ったら私服に着替えて、洗面所に行ったと思ったら、化粧や髪型を整えて出てきて。
これを知ってるのは俺しかいないのかな、なんて優越感に浸る。
……まあ1人知ってるかもしれないやつはいるけど。
それは家族だからしょうがない、と自分に言い聞かせ、珈琲を飲む。
「江口、私の携帯知らない?」
江口「さっきそこで見たけど」
「私も見たんだよねそこで、私どこ置いちゃったんだろ…」
江口「鳴らそうか?」
「お願い!」
こんな小さな会話にも幸せを感じる。
俺は自分の携帯を開いて、(人1)に電話をかける。
江口「…どっかで鳴ってる、洗面所じゃない?」
そう言うと(人1)は洗面所に行く。
「あった!」
見つかったらしく、大声を出してからこっちに戻ってきて、江口ありがと〜、とお礼を言われる。
江口「(人1)、名前呼び忘れてる」
「あ」
江口「慣れてね」
「…頑張るよ」
ちょっと照れたのか、俺から視線を外してそう言う。
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すもも*(プロフ) - みく。さん» ありがとうございます!最後なので豪華にしてみました!!こちらこそ最後まで読んでくださり、ありがとうございました!! (2021年3月30日 20時) (レス) id: 21cf1f4707 (このIDを非表示/違反報告)
みく。(プロフ) - 完結おめでとうございます!まさかの3人集合お助け(?)パターンだったとは・・・!占ツクを離れるのは寂しいですが次の作品に出会える事を祈ってます!本当に良い作品をありがとうございました(*^^*) (2021年3月30日 7時) (レス) id: fff187bddf (このIDを非表示/違反報告)
すもも*(プロフ) - サチさん» ありがとうございます!!すごく嬉しいです!!最後まで本当にありがとうございました! (2021年3月29日 8時) (レス) id: 21cf1f4707 (このIDを非表示/違反報告)
サチ - 完結おめでとうございます!ずっと読ませて頂きました。色々な事情があり、占ツクも辞めてしまわれるのは残念ですが、また機会があれば作品を作りに来て下さい!素敵な作品ありがとうございました! (2021年3月28日 22時) (レス) id: 379e7fdd5e (このIDを非表示/違反報告)
すもも*(プロフ) - みく。さん» 林田さん怖いですよね笑誰が助けてくれるのか色とりどりで私も悩んでいます、、。ありがとうございます! (2021年3月25日 8時) (レス) id: 21cf1f4707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すもも* | 作成日時:2020年12月28日 16時