第7話 約束† ページ8
貴方side
そのままみなみちゃんを抱きしめていると寝息が聞こえてきた。
ベットに運ぼうかとも思ったけど、みなみちゃんを起こすまいと、そのままソファーで自分も眠った。
ー次の日ー
A「ふぁー、あれ？」
隣にいたはずのみなみちゃんがいない。
しかも、ベットにいる。
まさか！
みなみ「おはようございます！」
A「何シテルノ？」
みなみ「朝ご飯作ってます。」
A「そう…」
みなみ「もう出来ますよ。」
顔を洗って部屋に戻ると用意が終わっていた。
でもそれは１人分。
A「みなみちゃんのは？」
みなみ「私は大丈夫です。」
A「そんな訳ないでしょ…。食べないと体か保たないよ？ただでさえ小さいんだから。半分こしよ？」
みなみ「はい。じゃあ、遠慮なく。」
よかった。拒否されたらどうしようかと思った。
A「いただきます。 美味しい！」
みなみ「良かったです^^」
A「食べないの？」
みなみ「…。」
A「…、あの家では一緒に食べちゃいけなかったのかもしれないけど、いいんだよ？一緒に食べても。」
みなみ「えっ、はい。」
やっと食べ出した。
A「ほかには、何かダメなこととかあったの？」
みなみ「お風呂は10分以上入ってたら怒られたし、マンガや雑誌を読むの禁止、テレビも禁止。」
なんじゃそりゃ､､､ 酷いな…。
みなみ「朝は5時に起きて寝るのは2時とか3時。」
A「何それ、酷すぎるよ。」
みなみ「でも、良かったです。 Aさんに会えて、そうじゃなきゃ人と一緒にご飯なんて食べることなかっただろうから。」
嬉しいこと言ってくれるじゃんか！
A「あっ、じゃあ、約束しない？」
みなみ「約束？」
A「うん。」
みなみ「何をですか？」
A「敬語で話さないこと、一緒にご飯食べられるときは食べること、いい？」
みなみ「えっ、でも。」
A「私、一人暮らし、寂しかったの。たまに親は来てくれるけど仕事で会えないし。
でも、みなみちゃんと会えて嬉しかった。ここにいるって決まったときも、もう寂しくないって思ってホッとした。
家族みたいなものだもん。敬語なんて変でしょ？ それに、ご飯は１人で食べたら静かでつまらないけど、一緒に食べたら話せるし、楽しいじゃん？」
みなみ「はい！」
A「あと、私のことはAでいいよ！」
みなみ「…それは無理です。」
A「じゃあ、せめてさんは止めてくれる？」
みなみ「はい！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みみな＠みなのり(プロフ) - akiさん» 『ずっとずっと２』のURLです。 http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kumapuu2/ (2015年3月27日 13時) (
レス) id: 8c0ddd4eca (このIDを非表示/違反報告)
みみな＠みなのり(プロフ) - あやみさん» 『ずっとずっと２』のURLです。 http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kumapuu2/ (2015年3月27日 13時) (レス) id: 8c0ddd4eca (このIDを非表示/違反報告)
みみな＠みなのり(プロフ) - akiさん» 初めまして、元 みみなことみみな@みなのり です。なぜかいきなりログインできなくなり、この様な形になってしまいました。 そして、パスワードも忘れてしまい、今『ずっとずっと２』を作成中です。そちらを是非ご覧ください。 (2015年3月27日 13時) (レス) id: 8c0ddd4eca (このIDを非表示/違反報告)
みみな＠みなのり(プロフ) - あやみさん» 初めまして、元 みみなことみみな@みなのり です。なぜかいきなりログインできなくなり、この様な形になってしまいました。 そして、パスワードも忘れてしまい、今『ずっとずっと２』を作成中です。そちらを是非ご覧ください。 (2015年3月27日 13時) (レス) id: 8c0ddd4eca (このIDを非表示/違反報告)
aki - 続きお願いします (2015年1月12日 21時) (レス) id: bbd169eaf2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みみな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jye2/
作成日時：2014年2月2日 16時
