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守れなかったという絶望に支配されていた私は
病室の入り口でお母さんと話すユノさんを見つけると布団に潜り込んだ
本当はここから逃げ出したいのだけど、
ずっと寝ていたからか、起き上がるのさえ一苦労
つまり、体力がない
布団しか逃げ場がないの
・
朝起きて
看護師さんが指差したのが車椅子
乗れってことだよね
介助されて何とか座れた
診察室をいくつか回って検査をされる
もうどうなったって良いのに
散歩かな...
看護師さんが車椅子を中庭へ押していく
爽やかな風が頬を撫でて
気持ちの良い太陽の光の下に身をさらした瞬間
沈んでいた心がプカプカ浮いてきた気がした
ジワーっとだけど色も分かるようになってきた
看護師「顔色良くなってきましたね(笑)」
言葉も見えるようになってきた
まだ上手く声が出ないけど、笑い返せたかな？
看「ちょっとここで待っててくださいね」
院内PHSに連絡があったのか、私から離れる看護師さん
その代わり近づいてきたのは...
「どう...して...？」
赤ちゃんを抱っこしているユノさんだった
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waka(プロフ) - 統括マネ、最高！！！ (2018年3月4日 1時) (
レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 華ちゃんかわいい。そうよね、自分のケーキ1番に食べてもらいたいよね(^_^;) (2018年2月10日 12時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき | 作成日時：2017年11月4日 0時
