☆１６８ CM ページ20
YH『ちょっとは落ち着けよ』
ソファーでうなだれているところにコトンと置かれた1杯のコーヒー
『すみません...』
口に含むとインスタントのそれはいつも通りの味がした
『Aが...就職が決まったって言ってきたんです』
起きたことを話したくなってぽつりぽつりと言葉が出てくる
YH『へぇー。おめでたいじゃん。何がダメなの？』
それは...
･
「今なんて？」
A「出版社に内定貰ったの。第一希望の会社だし、内定承諾書提出した」
「出版社...何で？何で相談してくれなかったの？」
A「相談？相談したところでオッパ反対するでしょ。"大変な業界だ。お前の体じゃ無理だ"とかって」
図星で言葉が出てこない
出版業界は過酷で、締め切りに追われながらクオリティを求められる姿を幾度となく見てきた
健康体であっても、ギブアップする人がいるくらいだ
それを足を悪くしているAに務まるわけがない
A「...足が、足が、足がって！何事も足を優先しなきゃいけないの！？自分のしたいこと優先しちゃダメなの！？私の人生なのに...」
「！？...A...」
幼い頃はともかく、大人になってからはここまで自分の考えを主張するのは初めて見るし、
"私の人生なのに"
その一言がズシンとくる
でも...
「ダメダメ！ダメなものはダメー！」
年上なのに大人になれていない俺は叫んでいた
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meggie(プロフ) - 続きを楽しみにしてます^ ^頑張ってください(^_^) (2016年9月12日 4時) (
レス) id: 9be3da9e01 (このIDを非表示/違反報告)
meggie(プロフ) - みきさん、初めまして(^ ^)韓国のメロドラマっぽいお話で凄く楽しく読ませてもらってます^ ^切ないですね、チャンミン誤解…解けるといいですけど (2016年9月12日 4時) (レス) id: 9be3da9e01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき | 作成日時：2016年9月9日 22時
