ハンターになる理由 ページ8
ハンター試験は今のところただ走るだけという正直物足りないものだ。途中から道は会談に変わっていたけど、その程度私たちからすれば何の障害にもならないから、暇なことに変わりはない。いつの間にかゴンとキルアは先に言っちゃってるし、疲れたのか上着を脱いでるクラピカとレオリオと一緒に走ってる
ク「レオリオ、一つ聞いていいか？」
レ「へっ、体力を消耗するぜ。ムダ口はよ」
ク「ハンターになりたいのは本当に金が目当てか？」
ふーん。レオリオはお金が欲しくてハンターになりたいんだ……なんかもう少し違う理由だった気がするけど。それにレオリオの目は金に目がくらんだ奴らとは違う、まっすぐ奇麗な目と魂をしているように感じるし
ク「違うな。ほんの数日の付き合いだが、そのくらいはわかる。確かにお前は態度は軽薄で頭も悪い」
うけるwww。後ろでリリスたちも笑ってるよ。褒めたいのか貶したいのか微妙なライン責めるなwww
ク「だが、決してそこが浅いとは思わない。金もうけだけが生きがいの人間は何にも見てきたが、お前はそいつらとは違うよ」
レ「けっ。理屈っぽいヤローだぜ」
ク「……緋の目。クルタ族が狙われた理由だ」
クルタ族？
慧(感情が激しく昂った時燃えるような深い緋色に瞳の色が変わる一族のことです。個体名クラピカはそれにあたる種族かと思われます)
レ「それで、お前らはなんでハンターになりたいんだ？」
ク「それは私も興味があるな。差し違えなければ教えて貰えないか？」
主「私？うーん。特に大きな理由はないかな。強いて言えば私たち全員ちょっと訳ありで、戸籍がないから、それを補うためにハンターの資格が欲しいってところかな」
リ「私たちはユキノ様に付き従うだけです」
レ「そ、そうなのか」
ク「ハンター試験は命の危機があるんだぞ。そんな簡単に命を賭けられるのか？」
３「この程度の試験に命の危機を感じないから平気です(だ)(ですよ)」
私たちが命の危機を感じる？この程度でどうやったら死ぬのか逆に聞きたい
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作者名：雪瑞美奈子 | 作成日時：2021年7月26日 19時
