【狩人世界に】転生したら大魔王の妹だった件【遊びに行きます】 (ページ2)

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死亡と転生、そして旅立ちページ2

転スラというなろう系小説を知っているだろうか。私はあの本が大好きで、Wed版は全部読んだ。半分以上理解できなかったけど
　だって難しすぎない？私バカだからもっと簡単に説明して欲しい
　そして私は小説版の転スラを買おうと出かけた時

？「危ない！」

　声が聞こえて振り返ると、ボールを追ってか信号無視をして飛び出した子供がいた
　それを見て考えるより先に体が動いた。
　数年前に死んじゃったお爺ちゃんに鍛えられていたから、運動神経はなかなかにいい、だから子供を庇うことに成功した。代わりに私が引かれたけど
　響く甲高い悲鳴を遠くに感じながら、いたいなーと他人事のように思った
　どうせならリムルさんの中に行きたかったな。あんなに優しくて暖かい人？スライムだもん。きっとあの人の中も暖かくてたくさんの思いが詰まった場所なんだろうな

[確認しました。魂の行き先をリムルさん精神世界を検索……該当なし、再考……一件該当あり、リムル＝テンペストの精神世界に指定しました]

　はい。これでお判りいただけたでしょうか。これのおかげか、私の魂は死後あのリムル＝テンペストの精神世界に入った。
それに違和感を感じたシエルさんがリムルさんに私の存在を教えて、私の魂を分裂させた自分の体に移して誕生したのが私だ
　原作でヴェルドラさんをリムルさんの分裂体に入れているようなもんだ。今の体が壊れても、リムルさんの中に私の魂の核があるからリムルさんがいる限り復活することが出来る。
　そして私は今。

主「姉様ぁぁー！当分の仕事終わったんで遊びに行っていいかな？」
　与えられた仕事をちゃんと終わらせてから遊びに行きたいとリムル姉様におねだりしに来ている
リム「ん。あぁー、そういえばユキノは最近働きっぱなしだったもんな。いいぞ。ただし、条件が二つある。リリスとキースの二人と必ず呼び出していることと、定期的にシエルさん越しに連絡をすること。いいな」
主「はーい。それじゃあヴェルドラ伯父様とラミリス姉さんのところに行ってきまーす」
リム「ああ……ん？何でヴェルドラとラミリスのところに行ったんだ？ ……まさか！」

　姉様も気が付いたみたいだけど、それよりも先にヴェルドラ伯父様とラミリス姉さんの開発した異世界間の扉に飛び込んだ