柱もかまぼこ隊の様子もおかしくて草しか生えない【鬼滅の刃】

玖拾漆 ページ2

★☆夢主不調により宇髄天元side★☆




まずい。Aのわさび醤油をわさび畑にしたらそのまま気づかずにつけて食いやがった。そりゃかれぇわ。




そこまではまだ良かったんだ。そこからだ。Aが、俺が楽しみに取っておいた日本酒を一気に飲んだのだ。俺でも一気はさすがに無理なアルコール度数のものを、酒なんて飲んだこともねぇ十六の娘が水感覚で飲んだ。





普通は意識が飛んでもおかしくねぇのに起きて突然立ち上がり始めたこいつは将来酒豪だな(確信)




『うじゅいしゃん見ててくらさいね、今から腹踊りしましゅ』




「派手にやめとけ」




どこからか筆を持ってきたAを制す。なんで腹踊りなんだよ、完全オヤジ思考じゃねえか。




『えー、じゃあたんじろーのモノマネしましゅね…。「屋根よウリィィィ たァかア゛ア゛いぃぃ 鯉のォぼぉ ウリイ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛」』



「やめろ音痴！！」



ありえねぇ、こいつが心の病とか俺が祭りの神じゃなくなるのと同じぐらいありえねぇ。そう確信した。




『あ、たんじろーでおもいだした。ぜんいつたちにえしゃやってにゃいや』




そう呟いてどこからか何かを引っ張り出し縁側に出たと思ったら裸足で池まで歩いた。履けよ草履を。





『うひゃひゃ！痛い！わひひひひ！ほら食え餌だ！』




ｱｯ鯉ね(甘露寺の勘違いを全て悟った)





Aは笑い上戸になっているのか夜だというのに喧しい声で笑い続けている。





笑いながらこっちに戻ってきたAの足を拭いてやり再び食卓へつくととつぜんオロロンオロロンと泣き出した。

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