柱もかまぼこ隊の様子もおかしくて草しか生えない【鬼滅の刃】

玖拾陸 ページ1

2人、ふぐを睨む。ギャッ目が合ってもうた！





『これ。どうするんですか宇髄さん』





「……知らねぇ」





『ふぐ毒食べたら私たちぽっくり逝っちゃいますよ。鬼と戦わずして食中毒で死ぬなんて笑えません』






「派手派手でいいじゃねえか」





『正気か？』





結局奥さん御三方が来てふぐ調理してふぐ刺し作ってくれました。美味かった。ふぐめちゃくちゃ新鮮だなあって思ってたらまきをさんと須磨さんが捕まえたらしい。意外とアグレッシブだ。




手が止まらずふぐに夢中になっていると、いつの間にかわさび醤油じゃなくてわさびが多すぎて醤油わさびに変わっていた。さすが忍、やること忍んでる。






気づかずべったりつけた醤油わさび。わさびのツン、と鼻に来る感じと口の中の爽快感。





『かっらーーーーー！！！！！！！！！！！！！！』






辛さを緩和させようと息を吸うが全然足りない。無理死ぬ。





急いで手元にあった飲み物を引っ摑む。




「あっおまっ！」




ぐわん、と脳が揺れた気がした。日本酒のかなりアルコール度数が高いやつだな、たぶん。だって宇髄さんザルそうだもん、え、てか実際そうでしょ？(偏見)





ボヤボヤする意識。考えることを放棄したい。なんか気分が良くなってきた気もする。これが酔うってことか。大人の階段のーぼるーっつって。

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