柱もかまぼこ隊の様子もおかしくて草しか生えない【鬼滅の刃】

百漆 ページ12

伊黒さんとの波乱万丈ドキドキ☆お泊まり会がようやく幕を閉じたと思ったら





「おいA、開けろ」




冨岡さん(変態のドン)の出現である。




『自ら命投げ出すやつがいると思いますか』




「殺そうとしてるわけじゃない」




『分かってますよ！でもあんたといると私の貞操のデスゲームなんですわ！！！』




「……？何を言っている？」





『宗教勧誘は間に合ってるのでお引き取り願います』





閉め続けていた門を開けて冨岡さんの背中を押す。




すると焦ったように反発して体重を押しかけてくる冨岡さん。キレそう。




「待て、ならば今日の鮭大根は我慢する」





『何ちゃっかり当たり前に作る風になってるんですか』




「だから家に上げてくれ」





『仕事しろ接続詞ィ……』




冨岡さんのコミュニケーション能力の低さというかもはや会話のする気のなさにワイ泣きそう。




こんなに頑固な冨岡さんを押し負かす炭治郎の押し押し力やばいな。




このまま冨岡さんを帰らせても絶対また来て延々と待ってそうだからもう入れてあげたんだけど、私優しくない？優しいと思う。ほんと心が太平洋のように広い。海のようにの方がよかったかな。




そして屋敷に入るなり一言。




「炭治郎たちはどこにいる？」





『その質問皆さんの中で流行ってるんですか？鯉ですよ』




「こっ恋……！？(Aは池に向かって炭治郎の名前を呼ぶほどにヤツを好いていたのか……)」




『多分冨岡さんが思ってるのと違います。魚の鯉です』




「さかな……鯉……恋……こい……コイ……KOI……」




『だーめだこりゃ』

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