case.14 ページ15
「まず隣がB組な」
『うん』
切島君をはじめ、彼とよく行動を共にしているらしい上鳴くん、瀬呂くんそして強制的に連れてこられた爆豪くんが案内してくれることになった。
B組の教室を少し覗いてみると見知らぬ私たちは当然注目を集めた。
「見ない顔だね、もしかして転校生？」
『…………期間限定の？』
呪いのことは話していいか分からなかったのでとりあえずそう言うと、その子は吹き出した。
「フハッ初めて聞いたわ、アンタ面白いね！私、拳藤一佳。よろしくね、期間限定の転校生さんたち」
破顔した彼女ーーー 一佳ちゃんはとても可愛かった。
B組と別れて次の所へ行こうとした時、前から誰かが歩いてきた。遠くて最初はわからなかったが、近づいてくるにつれてその解像度が段々上がってきて。
『心操くん！？！？』
「え、なんで禪門……？」
「え、あ、え！？！？お前らなに、知り合いなの！？」
声がデカイな上鳴くん……。やいのやいの騒ぐ外野は無視して、私は心操くんの元へ駆け寄る。
『久しぶり！本当に雄英受かったんだね、すごいよ……！』
「ヒーロー科じゃなかったけどな。で、禪門はなんでここに？お前アッチ系の学校行ったんだろ」
そう、心操くんは私が呪霊が見えることを知っている。彼自身は視えないけれど、周りと浮いていた小、中学生の頃ずっと隣にいてくれたのが心操くん。
視えないものが視える私は異質扱いされ遠巻きに見られていたが、心操くんだけは気味悪がらずに変わらない態度で接してくれていた。
高校が離れてしまうのは悲しかった。私なんていつ死ぬか分からないからもう会えないと思っていた。
『また会えて嬉しい』
「……俺も」
「(アイツら付き合ってんの？)」
「(私も知りたい)」
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しお(プロフ) - パワー！！！！！！！！！！！ (2022年11月19日 7時) (
レス) @page26 id: fdfca7d6d9 (このIDを非表示/違反報告)
まみの木 - すごい好きです！←唐突な告白ゥ なんかもう夢主ちゃんが他二人に負けず劣らずな性格で、互いに信頼し合ってるところとかもう…神ですか？()あと更新頑張ってください！長文失礼しました (2022年10月2日 1時) (レス) @page15 id: e361e9a87e (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます！亀更新ですが頑張ります！！ (2022年9月20日 2時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 421さん» ダヒャヒャ！！(訳:ありがとう) (2022年9月20日 2時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 綴さん» ありがとうこざいます！亀更新ですが楽しみにしていただけると幸いです😭 (2022年9月20日 2時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかね
| 作成日時：2022年2月24日 1時
