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『え、待って?なんでそういう話?』
「って五条先生が伝えてって」
『悟ーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
憤慨。まず本人に相談しろや。いや、本当に社会人?報連相が全くなくて呆れるわ。健ちゃんに教職変わってもらいなよ。
「でね、五条先生が言うには僕が推薦すると、Aさんと任務に同行するのは必然的に五条先生かもう1人の特級術師になるかららしくて」
『えー!私だって憂太と任務したーい!』
もう1人の特級術師の人に推薦して貰うのはダメなのかな?会ったことないからさすがに図々しいか。確か東堂葵の師匠なんだっけ?ろくに任務も受けずにフラフラ海外飛び回ってるって言ってたなぁ。
確か名前はーーーー
『九十九由基さん……だっけ?』
「そんなんだった気がする」
「しゃけ」
『んー…………』
階級を気にしたことは特にないけれど、特級がいいに越したことはない。だって父親1級だし。その時点で見下せるから正直ありがたい申し出だ。
でも、本当に自分の実力がそれに見合ってるのか不安になる。
喧しいくらいに騒いでた私が急に黙り込んだのを不思議に思ったのか、パンダが顔を覗き込んで来た。
「どうした?」
『いや……』
「Aさんが嫌だったらもちろん蹴って大丈夫だよ。特級になると桁違いで危ない任務も多いし、何せAさん、女の子だから。自分を大切にしないとね」
そう言って柔く微笑んだ憂太。王子様の転生かと思った。
さすが奨学生で婚約者が出来る男は違うぜ……。この日、乙骨憂太が初恋キラーなことを心の底から私は学んだのであった。
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あかね(プロフ) - 抹茶さん» ひえ!ありがとうございます!! (2021年4月19日 1時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - えっ…………………好きです← (2021年4月17日 22時) (レス) id: 5aab78de35 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - クロノ@気まぐれ更新さん» ありがとうございます!続編もよろしくお願い致します! (2021年1月27日 0時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
クロノ@気まぐれ更新(プロフ) - 続編おめでとうございます!更新頑張って下さいね…! (2021年1月26日 6時) (レス) id: 81556e3845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかね | 作成日時:2021年1月26日 1時