ローダンセの花言葉 (ページ6)

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5話ページ6

相葉「食べよ食べよ。お腹すいた。早乙女さん、何食べる？」

貴方「あ、えっとー。」

どれにしよう。どれも美味しそう。
あ、これがいいかな。

貴方「ドリアで。」

櫻井「みんなはいつものだよね。注文しまーす。すみません。」

店員「はい。」

櫻井「ドリアとハンバーグとパスタとオムライスとサンドウィッチとピザください。」

店員「はい。」

いつも頼むもの決まってるんだ。
今度食べてみたいかも。

櫻井「あ、そうだ。松潤。合唱祭の衣装デザインしてくれる子見つかった？」

松本「いや、いくつかやりたいって言ってた子に書いてもらってんだけど、どれもダメダメで。リーダー書いてくれない？」

大野「え？俺？流石に無理だよ。」

私、できるかも

貴方「あの、」

相葉「ん？早乙女さんどうしたの？」

貴方「デザイン、私にやらせてください。」

松本「え？早乙女さんが？絵が得意なの？」

貴方「私、デザイナーなんです。すずらんっていうブランド知ってますか？」

知らないかも。アメリカでしか売ってなかったし。

松本「知ってる。そこのフォーマルなスーツ買ったことあるよ。アメリカのブランドだよね？」

知ってるんだ。嬉しい。

貴方「ありがとうございます。私、そこのデザイナー兼社長なんです。」

相葉「えー？そうだったの？」

貴方「はい。あ、これがデザイン画です。」

松本「すごい。これ、俺が一目惚れして買ったやつ。、、早乙女さん、デザインよろしく。」

貴方「はい！」

櫻井「あ、それが終わってからでいいんだけど、生徒会ジャケットのデザインもしてくれる？」

生徒会ジャケットのデザイン？

櫻井「新しく作ってもいいから生徒会ジャケットをちゃんと着てくれってこの前校長先生に怒られたんだよ。」

そうだったんだ。

貴方「やります。じゃあ、合唱祭の衣装と生徒会のジャケットを三パターンずつ明日までに作ってきます。」

櫻井「あ、いや。そんなに急がなくても大丈夫だよ。」

貴方「いえ。1日あれば十分です。あ、生徒会ジャケットって色指定ありますか？」

櫻井「えっとね、みんなのジャケットが白だから違う色がいいかも。黒とか？まあ、それも任せるよ。」

なるほどね。

松本「合唱祭の衣装は女子はドレスで男子はスーツだから。」

貴方「わかりました。」

デザインするの楽しそう。
よし、頑張るぞ。

店員「お待たせしました。料理をお持ちしました。」

相葉「とりあえず、食べよ。」

櫻井「そうだね。」

全員「いただきます。」