ローダンセの花言葉 (ページ34)

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33話ページ34

＠生徒会室

あ、もうみんな来てる。

貴方「お待たせしました。」

相葉「あ、Aちゃん。やっほー。」

貴方「今日は何をするんですか？」

櫻井「うーんとね、合唱祭のステージのファッションショーについてちょっと考えをまとめておきたいんだよね。松潤、お願いしていい？」

松本「オッケー。わかった。じゃあ始めようか。」

楽しみだな。

松本「まず、これが当日の講堂の配置。俺らがこの前しゃべった舞台から、まっすぐに道ができて、講堂中央にメインステージができる予定。」

すごいな。本格的。

貴方「でしたら、前のステージから、この道を通って、中央ステージまで歩いて、ここでポーズをとるっていうのが、定石ですね。」

松本「うん。ただ、その間メインのステージをどうするかっていう問題があってさ。」

なるほどね。
あ、そうだ。

貴方「うちの会社のファッションショーの様子見ますか？」

松本「え？いいの？見たい。」

貴方「たしか、パソコンにデータがあったと思います。あ、これだ。」

櫻井「こっちのテレビにつないでみんなで見ようよ。」

貴方「はい。」

このファッションショーは確か結構うまくいったんだよな。
あ、はじまった。

松本「演出がすごいね。これどこでやったやつ？」

えっと、たしか。

貴方「アメリカのロサンゼルスだったと思います。」

相葉「すごい。日本でもやるようになるんでしょ？」

貴方「そうですね。」

あ、そうだ。

貴方「再来週末のブランドお披露目パーティー、よかったら皆さんでいらっしゃいませんか？」

松本「え？俺らが行ってもいいの？」

貴方「はい。私の知り合い枠でよかったら。」

相葉「行きたい！ね？みんな。」

櫻井「行きたいけど、俺ら場違いじゃなかな？」

そっか。そういう心配もあるんだ。

貴方「大丈夫ですよ。きちんとした格好をしていれば、場違いにならないと思います。よかったら、洋服は差し上げますよ。私のブランドの服をコーディネートしてお渡しします。」

大野「いいの？」

貴方「はい。皆さんが着てくださったら、服の宣伝にもなるので。」

二宮「行こうよ。Aちゃんが仕事してるところ、見てみたい。」

大野「そうだね。」

あ、でもめんどくさいことには巻き込まないようにしないと。

松本「そういうパーティーってさ、めんどくさい人来ないの？」