ローダンセの花言葉 (ページ33)

今日:12 hit、昨日:3 hit、合計:15,596 hit

32話ページ33

ー次の日ー
＠生徒会室

櫻井「これ、今日の放送の原稿ね。」

原稿があるんだ。

相葉「なんかラジオみたいだね。」

私のところは自由に話していい感じなんだ。

(キンコンカンコーン)
あ、チャイムが鳴った。

櫻井「じゃあ始めるよ。」

大野「おはようございます。生徒会です。今日は皆さんに見ていただきたい動画があります。」

相葉「まずはそちらの動画をご覧ください。」

この動画が流れ終わったら私の出番か。
緊張するな。

松本「いかがでしたか？今年の合唱祭では、６０周年記念として、今までの衣装を使ったファッションショーを予定しています。そちらも併せて楽しみにしていてください。」

櫻井「今日は、今回の衣装をデザインした、１年１組早乙女Aさんに衣装について話を聞いていこうと思います。早乙女さん、今回の衣装のポイントを教えてください。」

貴方「はい。合唱祭は人前に出るイベントなので、着ている人ががきれいに見えるようなデザインにしました。女子のドレスはウエストラインでウエストが細く見えるように、また、すその長さも足が一番きれいに見える長さに調整しました。男子のスーツは色にこだわりました。一見ただの黒いスーツにみえるかもしれませんが、近くで見ると光沢があります。舞台上はスポットライトが当たるとのことでしたので、きれいに見えるのではないかと思います。」

櫻井「なるほど。今回早乙女さんには３種類ずつのデザインをあげてもらいました。その中から僕たちが選んだんですけど、どれも素敵な衣装で全部採用したいぐらいでした。衣装は現在工場に発注して作っていただいてます。楽しみにしていてください。」

二宮「もう一つお知らせがあります。この度、生徒会ジャケットが新しくなりました。このデザインも早乙女さんがしてくれてオリジナルになっています。一般販売は行っていません。ご了承ください。」

大野「以上。」

「「「「「「生徒会からでした。」」」」」」

櫻井「オッケー。一回教室に戻って点呼を受けてから戻ってこよっか。」

ーーーーーー
＠教室
点呼間に合ったかな？

月島「早乙女、お疲れ様。映像よかったよ。」

貴方「ありがとうございます。」

なんかクラスの空気が柔らかくなった気がする。
気のせいかな。

ーーーー
月島「以上。じゃあ、各自のクラブ委員会の活動に参加して。解散。」

生徒会いかなきゃ。
今日は一日中生徒会かー。
楽しみ。