ローダンセの花言葉 (ページ30)

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29話ページ30

二宮「こういうのって大丈夫っていう人ほどあやしいよね。」

櫻井「たしかに。とりあえず、帰ろうか。」

相葉「そうだねー。」

たしかにちょっとくらくらするなって思ってたけど、そこまで具合悪くないのに。

大野「かえろー。」

貴方「はい。」

＠帰り道

なんか外に出たらちょっと具合悪くなってきたかも。

相葉「Aちゃん、ちょっとごめんね。」

え、あ、

貴方「お、おろしてください。」

相葉「具合悪そうだから、そうしてほしいってニノに言われちゃったからごめんね。」

二宮先輩と大野先輩はいろいろ気が付きやすいからな。っていやいや。

貴方「お、重いのでおろしてください。」

相葉「いやいや、軽いよ。ちゃんと食べてる？」

貴方「えっと、、」

松本「今正直に答えたほうがいいよ。」

正直に？正直に言うなら、、、

貴方「最近は一日一食しか食べてないです。」

櫻井「え？断食中？」

貴方「いえ。昼食だけしか食べてなくて。つい、ご飯食べるの忘れちゃうんです。」

二宮「そこまで生活力が低いとは思わなかったな。」

大野「これからはちゃんと共同スペースで朝ご飯と夜ご飯をたべること。わかった？」

そんなのなんか申し訳ないよ、、、。

大野「これ、会長命令ね。会社にいるときはしょうがないけど、家にいるときは一緒に食べよ。ね？」

貴方「はい。ありがとうございます。」

櫻井「家まで寝ちゃいな。」

なんか寝るのは失礼かと思って我慢してたんだけど、相葉先輩の背中はあったかくて、適度にゆれるから、眠くなってきちゃった、、、、

ー相葉sideー

なんかぐらぐらしてきた？

相葉「寝ちゃった？」

大野「うん。かわいい顔して寝てるよ。」

いいな。見たかった。

二宮「なんかさ、Aちゃんって守ってあげたくなるかわいさだよね。」

もしかして、ニノってAちゃんのこと。

大野「好きなんだね。」

二宮「え？」

大野「Aちゃんのこと。」

二宮「好きだよ。彼女にしたい。でも、俺だけじゃないでしょ？そう思ってるの。大野さんだってえらい気に入りようじゃん。好きなんでしょ。」

え？リーダーも？

大野「うん。好きだよ。」

え。

大野「はじけるような笑顔も。ちょっとずれてるところも。堂々としてるところも。ちょっとはかないような雰囲気も。全部好き。」

櫻井「俺だって。」

え。翔ちゃんも？