ローダンセの花言葉 (ページ26)

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25話ページ26

ー放課後ー

二宮「Aちゃん、お待たせ。」

貴方「あ、二宮先輩。」

aa「二宮先輩、そのジャケット素敵ですね。」

bb「どこで買ったんですか？」

クラスの女子が群がってる。やっぱり人気あるんだな。

二宮「非売品の生徒会ジャケットだけど？Aちゃん、行こ。」

cc「発注先がどこかをせめて教えてください。」

あー、もう。しつこいな。

二宮「知ってたとしてもふつう答えないよね。だって、そういうの困るもん。」

aa「え？」

二宮「だってさ、会社に迷惑だもんね。このジャケットは生徒会のもの。それを遊びで使う人が会社に頼むのって迷惑以外の何物でもないよ。Aちゃん、行こ。」

貴方「はい。、、、、、二宮先輩、ありがとうございました。」

二宮「んー？なにが？」

なにがって。

貴方「私がはっきり言えたらよかったんですけど、会社のことを考えたら、できなくて。」

二宮「別に思ったこと言っただけだから、気にしないでいいよ。あ、ついた。ここが撮影室だよ。」

ここか。

二宮「つれてきたよー。」

相葉「あ、Aちゃん、さっきぶり。」

松本「大野さんから撮影したいからいろいろ指示してもらっていい？」

貴方「はい。大野先輩、これ衣装です。着替えてきてください。そしたら髪のセットします。」

大野「はいよ。」

あとは、、、

貴方「松本先輩、とるアングルなんですが、左斜めしたから見上げるように撮ってそのあと、右斜め下、正面でお願いします。撮影データは私にいただければ今日中に編集するので。お願いします。」

松本「了解。」

櫻井「俺らは？何をすればいいかな？」

んー。

貴方「とくには。」

二宮「俺らは見ていよう。機材運ぶときは俺らがやるから。」

貴方「ありがとうございます。」

大野「着てきたよー。」

お、いい感じ。

櫻井「いいじゃん。かっこいい。」

貴方「ネクタイちょっと手直しさせてくださいね。」

大野「はーい。」

なんか。

貴方「髪の毛もちょっといじらせてください。」

大野「うん。」

いい感じ。

貴方「オッケーです。大野先輩。とるときに服全体を見せたいので、ターンしながらとってください。」

大野「こう？」

やっぱり体幹いいな。

貴方「ゆっくりめでお願いします。」

大野「了解。」

貴方「松本先輩、お願いします。」

松本「オッケー。じゃあ始めようか。」