ローダンセの花言葉 (ページ21)

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20話ページ21

二宮「俺らと同じ階じゃん。」

え？

櫻井「智くんが21-1、俺が21-2、相葉くんが21-3、ニノが21-4、松潤が21-5なんだよ。」

嘘！ご近所さんじゃん。

相葉「今まで一回も会わなかったのが不思議だね。」

確かに。

貴方「いつも、私と帰る方向逆だと思ってました。」

松本「あー、それはね。撒いてたの。」

ん？

櫻井「女の子に家特定されたら困るからさ。」

そっか。先輩たち人気あるもんね。

二宮「まあ、セキュリティーはしっかりしてるから、待ち伏せされるってことは絶対にないんだけどね。」

相葉「でも、これからは一緒に帰ろ。俺らのルート、意外と近道だから。」

やった。嬉しい。

貴方「ぜひ！」

部屋に着いちゃった。

櫻井「あ、そうだ21-6はね、俺らの共同スペースだから、いつでもおいで。」

共同スペース？

松本「みんなで宿題やったり、ゲームしたり、夜ご飯食べたりしてるから。俺らね、自分の部屋は学校の準備と寝るときぐらいしか使わないんだよ。」

そうだったんだ。
全然気がつかなかった。

貴方「じゃあ、今度お邪魔しますね。」

相葉「うん。いつでもおいで。」

貴方「では、失礼します。」

＠自分の部屋

びっくりしたー。まさか、先輩方とご近所さんだったなんて。
あ、そうだ。
冷蔵庫、何も入ってないから買い物に行かないといけないんだった。
制服から私服に着替えたらすぐに行こう。

ーーーーーーーーー
よし、買い物に行こう。

(ガチャ)

あれ？

貴方「大野先輩。」

大野「あ、Aちゃん。さっきぶりだね。お出かけ？」

貴方「はい。冷蔵庫の中身が空っぽなのを忘れてて。買い出しに行ってきます。」

大野「あ、じゃあ共同スペースおいでよ。今、松潤が夜ご飯作ってるよ。」

ありがたいお誘いだけど、、、

貴方「きっと6人分を想定して作ってないでしょうし、今日は遠慮しますね。」

大野「んー？大丈夫大丈夫。いいから行くよ。」

(ガチャ)

大野「松潤ーいるー？」

松本「あれ、大野さん早かったね。あ、Aちゃん。さっきぶり。ご飯食べに来たの？」

貴方「え、あ、いや、そういうわけじゃ。」

大野「今から6人分の夜ご飯って作れる？」

松本「もちろん。なんだ。そんなこと気にしてたんだ。Aちゃんも一緒に食べよ。今日はね、パスタだよ。」

ご一緒させてもらおうかな。

貴方「じゃあ、手伝います。」

松本「うん。一緒に作ろ。」