ローダンセの花言葉 (ページ3)

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2話ページ3

？？「はい。みんな席ついて。」

この人が担任の先生か。
なんか女の子たちがキャーキャー言ってるけど、有名な先生なのかな？

月島「初めまして。今日から担任になる月島廉です。担当教科は数学です。よろしくお願いします。」

んー？なんか、爽やかに見えるけど、裏の顔がありそうな感じがする。
気のせいだといいんだけど。

月島「今から講堂に移動してください。入学式があります。」

生徒「はい。」

よし、移動しなきゃ。入学式か。楽しみだな。

月島「早乙女さん、ちょっといい？」

え？私？何かしたかな？

貴方「は、はい。」

月島「新入生代表の挨拶お願いします。」

新入生代表？挨拶？

貴方「私ですか？」

月島「うん。早乙女さん。」

どうしよう。
挨拶か。
アメリカにいた時もやったことあるし、挨拶ぐらいならやってもいっか。

貴方「わかりました。」

ー二宮sideー
＠講堂

相葉「ねーねー、今年の新入生ちゃんたち初々しくて可愛いよ。俺らもあんな感じだったのかな？」

櫻井「相葉くん、舞台袖から顔出しちゃだめ。どうせ、俺たち壇上で挨拶するんだからその時見れるでしょ。」

相葉「そっかそっか。」

あ、そういえば。

二宮「今年の新入生代表ってやっぱり早乙女さんがやるの？」

櫻井「そうらしいよ。どんな挨拶するのかな？楽しみだね。」

あ、校長の話が始まる。
うちの学校の校長は英語で挨拶する。
グローバルな人材になって欲しいっていう願いが込められてるらしい。

ーあなたsideー

あ、校長先生の話が始まるみたい。

校長「ーーーーーーーーー

あれ？この学校ってこういう挨拶全部英語なのかな？
すごい。グローバルって感じ。
私も英語で言えばいいのかな。
幼稚園からずっとアメリカにいたし、英語で挨拶する方がリラックスしてできるかも。

誘導「早乙女さん、校長先生の話の後出番なので、よろしくお願いします。」

貴方「はい。」

ー二宮sideー

あ、新入生の挨拶だ。

相葉「あの子可愛い。早乙女さんっていうの？」

櫻井「そう。首席入学の子だよ。」

相葉「へー。頭もいいんだ。」

貴方「ーーーーーーーー

ん？あれ？

松本「英語で喋ってる？」

二宮「うん。」

あ、もしかして。

二宮「校長先生が英語で挨拶したから？」

櫻井「確かにそれはありえるね。」

大野「翔ちゃん、あの子を生徒会に入れようか。」

リーダーが気に入ったみたい。

櫻井「いいと思う。頭もいいし、堂々としてるし、媚びてる感じもない。生徒会に向いてるね。」