ローダンセの花言葉 (ページ2)

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1話ページ2

よし、準備完了。
今日から、初めての日本の学校だ。
楽しみだな。
あ、もう時間だ。学校行かなきゃ。

よし、行ってきます！

私が通う学校は風ヶ丘学園高等学校。
日本の通いたい高校ランキングトップを10年連続とってる名門校なんだって。
生徒が主導だっていうことがいいなと思って通うことにしたんだよね。
あ、着いた。ここだ。

入学試験とか、入学手続きとかで何回か来たけど、やっぱり大きいな。
ん？誰かが笑ってる？
あ、あの人だ。目が合った。

貴方「あ、あのー、、」

？？「あー、ごめんごめん。大きいなって声に出てたからつい。」

え！嘘。声に出てたんだ。

？？「新入生？」

貴方「はい。早乙女Aです。」

この人は先輩かな？

二宮「俺は二宮和也。高校二年生だから、君の先輩だね。よろしく。」

貴方「あ、はい。よろしくお願いします。」

二宮「じゃあ、またね。」

貴方「はい。」

優しそうな人だったな。
よし、教室行こう！お友達たくさん作るぞ。

ー二宮sideー

あの子が早乙女Aか。

櫻井「ニノー。おはよ。」

二宮「あ、翔ちゃん。おはよ。」

櫻井「さっき校門で一緒に話してた女の子って誰？」

あー、さっきの見てたのか。

二宮「早乙女A。」

櫻井「え？あの、首席入学の子？」

二宮「そう。」

櫻井「どんな子だった？」

んー。どんな子か。

二宮「ちょっと天然で優しそうな子だったけど。」

櫻井「ニノが気にいるなんて珍しいじゃん。生徒会に入れたいな。成績優秀で優しいって完璧じゃん。」

二宮「生徒会に入れても大丈夫そうだと思ったけど。」

櫻井「よかった。じゃあ、リーダーに相談しとく。」

二宮「うん。」

あの子が生徒会に入ることになったら、今の生徒会に新しい風が吹きそうだな。ちょっと楽しみかも。

＠教室

ここが私の教室か。

もう結構人がきてるんだな。
私の席は、、、あ、ここか。

まさかの一番前？！
どうしよう。教卓が近すぎ！

？？「あの、」

貴方「はい。」

赤羽「俺、隣の席の赤羽海斗です。よろしくね。」

貴方「はい。こちらこそよろしくね。」

やった。早速話せた。嬉しい。
赤羽海斗くんか。
優しそうだし、頼りになりそう。

(キンコーン)
あ、チャイムが鳴った。
確か、これから朝礼があるんだよね？担任の先生、どんな先生かな？楽しみ。