可愛い子 ページ6
『…まだ寝ようかな』
次の日、私は6時に目が覚めた
あ、でも食堂が閉まるのはやだな
混んでるのもやだな…
…てことで早く行こう←
軽く服を着てその上に黒のマントを着る
グループに入った人はマントの内側がそのグループカラーになるんだっけ
無所属の人はマントの内側も黒だよー
部屋を出る
えーっと食堂は…この学生寮から遠いな
だるい
しばらくウトウトしながら歩いていると
『?』
1人、可愛い女の子が辺りをキョロキョロ見回していた
…1年生だね
『どうしたの』
普段は面倒くさいからスルーする所だけど
可愛かったから←
?「…実は食堂に行こうとしたんですけど迷ってしまって…」
『それなら私今丁度食堂行くところだったから、一緒に行こうよ』
?「ホントに…?」
『あと私も1年だからタメでいいよ』
『ほら、早く行こう』
食堂にて
?「谷地仁花だよ!よろしくね」
『宙天千星。よろしく』
一緒にご飯食べたまる
谷「えっと、宙天さんは『千星でいいよ。私も仁花って呼ぶから』じゃあ、えっと…千星…」
『なあに、仁花』
谷「グループの勧誘、あった?」
(・Д・)←
『そういえば見てないポスト』←
谷「!?なんで!」
『忘れてた』←
谷「普通はみんな、勧誘が来るかドキドキして眠れないくらいなのに」
『まあ、つまり私は普通じゃないと』←
谷「否定してあげたいけど、普通じゃないよ」←
谷「『ご馳走様でした』」
この時間になってくると人がどんどん増えてくる
『早くここを出よう』
谷「そうだね…ねぇ、千星がもしよかったらさ、一緒に学校まわらない?」
『そうだねぇ…うん。いいよ』
『そういえば、仁花は勧誘きた?』
谷「うん!烏野からきたんだ!」
『へぇー。じゃあ、烏野行くんだ?』
谷「うん!」
『勧誘がくるってことは、仁花は凄いんだ』
谷「そんなことないよっ!というか、そうだ!千星の部屋行こう!」
『なんで?』
谷「なんでって…勧誘きてないかポストを確認するの!」
『あとで見とくからさぁ』
谷「そう言って、忘れるんでしょ!」
『会って間もないのに私という生態をよくご存知で』←
谷「ほら!早く見に行くよ!」
『はーい』
谷「い、いい?開けるよ?」
『うん、どーぞ』←
谷「もっとなんか緊張とかしないの⁉」
『?する必要ある?』←
谷「えぇ…」
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作者名:ナノハナ | 作成日時:2024年2月3日 17時