鶏? ページ12
…今ひとりぼっちナウ
あの後仁花が戻ってきたと思ったら
谷「あのねっ烏野の人達と一緒に出かけるの!」
って、めっちゃ嬉しそうに言って行ってしまった
えー暇ー
!そうだ!図書室いこう
?理由?
なんとなく←
てことで図書室ナウ←
え、来たはいいものの…
何しよ…
しばらくぶらぶら歩いていたら…
『…!』
宇宙についての本があった
私の固有魔法は宇宙だから、それなりに詳しい
というか、この本に書かれていること以上の事を私は知っている
こういう本に、たまに凄いデタラメが載ってるんだよねぇ
なんでこんなので売れんのかね
そういう本を見るとなんか、こう、面白い気分になるんだよね
よし、これ読も
私は近くの椅子に座り本を読む
しばらくして私は口元を歪めてしまう
いやだってさ、デタラメ以前に分かりにくい
私だったらもっと分かりやすいできるけどなぁ
気がつけばもう午後の8時
え、マジで?←
ヤベェ昼ごはん食わんかった
…え、食堂もうすぐで閉まるやん
いそご
『ふぅ』
ギリセーフ
食堂が閉まるまで後30分
余裕余裕
私は適当に頼んだ食べ物を口に運びながら宇宙について考える
あの本を見て、少し試したいことができたんだ…
いつか、やってみよ
なんて考えていると、もう料理を食べ終わっていた
味をよく味わうことなく食べ終わった私は、食器を戻そうと立ち上がる
否、立ち上がろうとした
?「あれ、千星ちゃんじゃなぁい?」
なかなかのイケメンボイスに名前を呼ばれる
誰だろ?
声のした方へ向くと人がいた←
あ、男の人がいた←
あっ、かわんない?
まぁいいでしょう←
え、ちょっとまってゴメン
人でもなかった←
え、なんで食堂に鶏いんの?←
え、私が今日の唐揚げ味わって食べなかったから?
(※唐揚げは出ていません)←
ゴメンて
呪い殺す気?
私まだ生きたいです←
?「あぁ、はじめましてだな。黒尾鉄朗。音駒グループのリーダーだ。千星ちゃんを勧誘したはずだけど、来なかったね。他にも勧誘がきたのかな?」
…人だった←
『…はじめまして。えぇ、他に3グループから勧誘がきたので今考えているところです』
黒「そっかぁ。ウチにおいでよ。君のことは大分気になるし」
『…唐揚げを味わって食べなかったのは謝ります』←
黒「なんのこと?」
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作者名:ナノハナ | 作成日時:2024年2月3日 17時