ハッキング3 ページ4
Aside
あの日から1ヶ月。俺と彩人はレストランコロンボでバイトしている。二人でバイトの日、コロンボに毛利小五郎とその家族がやって来た。
さて、上手いこと言って接触しますか。
主「いらっしゃいませ」
…毛利小五郎はsilverbreadでもなんでもないし、だとすれば小五郎の回りの人間?例えば、眼鏡の少年とか……なんてね。でもこの子、只者じゃないな…
さりげなくバーボンが混ざっているが、俺はそっちを見ない。初対面のフリしないといけないからね。
店「A君と彩人君、もう上がっていいよ」
…そろそろ動きますか。彩人の方を見れば、バッチリ目が合った。流石、よく分かってる。
相「あれ!?ひょっとして、名探偵の毛利小五郎さんですか?」
主「ねぇ、隣の眼鏡の子はキッドキラーの江戸川コナン君じゃない?」
まぁ、キッドだけじゃないけどさ。俺たちにとっても敵だから。だからこそ、君の正体を確かめたいんだよ?…工藤新一くん。
組織を滅ぼすには君の力が必要不可欠なんだ。
主「実は僕達、毛利探偵の大ファンなんです。弟子にしてくれませんか?」
相「オレは銀水彩人。高2です!」
主「ボクは金城Aです。年は彩人と同じ……都内の高校に通ってます」
毛利探偵は快く弟子にしてくれた。やっぱり、この人は大して重要じゃない。……これからが面白そうだ。
早速仕事に同行することになったのだが、その矢先探偵事務所のトイレで男が死んだ。自サツだと言っているが、何かなぁ……自サツじゃない気がする。
でも、ちょっと面白いことになってきたかも。謎解きは嫌いじゃないよ。
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ray(プロフ) - オチは、ベルモットがいいです (2020年8月5日 22時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:姫椿 | 作成日時:2019年9月16日 16時