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「恭介、だい、じょうぶ?」




とても疲れた。
すごい呼吸になったのは一瞬なのに
とんでもない疲労感だ。

私はゼーゼー息を切らしながらそう言った




「すげえ、お前すげえよA!!
さっきのは紛れもない全集中の呼吸だった!

お前すげえよ!天才なのか!?
俺でも習得するのに一年かかったんだぞ!」


「え、え、あの、大丈夫?」


「大丈夫だ!無傷だよ!ありがとなA!」




そう笑顔で言われたら、急に力が抜けた。
フラッと来て一歩後ろに下がると




「えっ…」




地面はなく、そこは崖だった




「A!!」




私はそのまま崖を落ちる。
しかし幸い、崖といっても緩い傾斜で
大した怪我ではなかった。




「大丈夫かあぁ!」


「うん!!」


「今、助けに行くからな!」


「ありがとう!」




一時はびっくりしたけど、
恭介の声で安心したその時だった




「うおっ!!」




上の方で恭介の声がした。鬼だった。




「恭介!!」


「大丈夫だ!コイツなら倒せる!」


「本当に!?」




そう返したが、本当に大丈夫なのだろう。
応戦しながら私と会話できている




「嗚呼!それより、お前のほうに落とさない様
一旦別れよう!

次会う時は一週間後だ!」


「えっ!!」


「大丈夫!俺もお前も絶対生き残れる!」




正直不安だった。
一週間ずっと一緒にいたかった。

…でも、私は師匠に試されてここに来たんだ。
私一人で生き残らなきゃ




「わかった!!恭介、ありがとう!!」




そう言うと




「礼を言うのはこっちだ!お互い頑張ろう!」




そう返ってきた。

そしてしばらく、
私は恭介のいるであろう崖の上を眺めていた。

すると突然




「痛っ…!」




腕に激痛が走った。
見ると右腕にヒビが入って、血が流れていた




「なに、これ…」



そう思った瞬間全身に痛みが走った。
筋肉痛だ。




「いっ、痛い……!」




私は蹲って倒れ込む。
そのまま私は意識を失った。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 原作沿い , 継子   
作品ジャンル:アニメ
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ひより(プロフ) - ヒナさん» うわわ!本当だ!恥ずかしい……ありがとうございます!笑笑 (2020年8月9日 15時) (レス) id: 9289657a5e (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 最終選別が最終選抜になってますよ笑 (2020年8月9日 14時) (レス) id: 34797771fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひなこさん | 作成日時:2020年8月9日 0時

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