【東京喰種】マスク職人の弟子さん、宮城に出張します【ハイキュー!!】

青城 ページ10

「どうぞ…」



あれから
　今日は店を閉めて
奥のほうで話をしていた



「あ、サンキュー」


「ありがとうございます」


「ありがとー」


「いえいえ」



来ていたのは
　岩泉をあわせて3人


大人しそうな子と
　茶髪の…一瞬女の子に間違えそうになった子



「えっと
　 まず自己紹介…
　

　私、東京から来た芳村A
　 このお店の店主です
　歳は17、本当だったら高3です」


「俺は…
　 別にいいな


　んで、隣に居んのが国見 英
　 同じバレー部で一年な」


「どうも」



名前を呼ばれた子は
　ふぁっと欠伸をしそうになりながら
小さく挨拶をしてくれた



「んで、国見挟んで隣にいんのが
　 及川 徹、残念だがバレー部主将だ、残念だが」


「岩ちゃん！？
　 ひどくない？
　二回も言わなくてもいいじゃない！」



残念って…
　…あっなんかわかった気が…


まぁいいか…
　とりあえず…



「よろしくね」


「こちらこそ」


「よろしく〜」



礼儀良く
　お辞儀をする国見君と
軽く手を振ってる及川君


なんか
　国見君となら仲良くなれそうな気がする



「あーねぇねぇAちゃん」


「…なんですか？」


「東京に居たんだよね？
　 喰種とかってあったことある？」


「おい、及川
　 そう言うことを聞くんじゃねぇ！」



バコッと
　頭を殴られる及川君


良く聞かれる質問
　私は決まってこう答える



「ありますよ
　 …とても優しい喰種と
　とても残酷な喰種に」


「えっ？」



及川君がキョトンと
　している


まぁ無理ないかな


私はちらりと
　時計を確認した



「…まだ時間もあるから
　 話しましょうか」

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