【東京喰種】マスク職人の弟子さん、宮城に出張します【ハイキュー!!】

午後 ページ16

大半、午後の授業というのは
　眠くなるものだった


私はその例外に入ることなく
　眠気と戦っていた


先生の声が
　聞こえなくなっていく


眠い、眠すぎる


大体授業の内容が
　金木君に教えてもらったものばかりだった


東京では学校には行ってたものの
　隣に座っていた奴が煩すぎて
全然内容が入ってこなかったのだ


だから金木君に教えてもらってた
　金木君は教えるのがとても上手い


いつも教えてもらううちに
　高校の授業がほとんどわかっていた



「くぁ〜…」



少し大きな欠伸
　先生は気づいてない様子



「くくっ」


「…？」



どうやら先生にばれていないものの
　隣の松川君にはばれていたみたい



「顔、間抜けだった」


「失礼…」


「本当のこと」


「否定はしない」



2人こそこそと話す
　周りも気づかない様子で
ノートをとったり、睡魔と闘っている



「勉強かわるの？」


「大半は…」


「へぇ」


「松川君は？」


「それなりに」


「眠くないの…？」


「すっごく眠い」


「だよね」



他愛も無い話
　というより単語の投げあいに近い？


そんなことを続けていた


たまにここってどう言う意味？
　とかの質問のし合いもできるようになっていた

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