【黒バス×デュラ】この身を捧げようか【灰崎祥吾】 ミリィ(灰崎信者)さんリク ページ34
浅葱 A ―Asagi―
来良高校3年18歳
セルティ・ストゥルルソンと岸谷新羅の義娘
灰崎祥吾の恋人(灰崎は中3)
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貴女side
家の浴槽には祥吾と私とでは少々窮屈だったが
ぴったりと身体がくっついているのは悪い気はしなかった
生憎、恋人同士なのだから、恥じらいとかそんな感情は湧き起こらない
祥吾も大分落ち着いたようだ
頃合いだろうか
『祥吾』
私の肩に顔を埋める彼の頭を撫でながら、私は耳元で彼の名前を呼ぶ
ゆるりと動き、返答の意を示している
『仕返し、しようよ』
「・・・は?」
彼が驚いたように私の顔を見る
水面に石を投げて波を起こすみたいに、私の心の中に喜びが広がる
嗚呼、やっと私のこと見てくれた
『ここで諦めちゃうの?それこそ赤司の思い通りでしょう?もういいやってバスケを投げ出したら仕返しも、抵抗もせずにいたら祥吾は赤司の思い通りに動くことになる。いいの?今の思いを引きずったまま過ごして。いいの?このままバスケを諦めて』
驚きに染まっていた彼の顔は少しずつ、凛々しい顔付きへと変わっていく
『良いの?このままキセキの世代に負けたままで』
濁っていた瞳が澄んだ灰色へと変わり、いつもの光が射し込んでいく
何もかも奪ってやる、そんな意志の籠った光が
『黄瀬涼太に負けたままで』
全て祥吾の思い通りにしてやればいいんだよ
その為に、手段何て問いちゃだめだよ
『そんなの、いやでしょう?』
「・・・嫌だ」
怒りで強まる抱きしめる力
容赦なく私を絞めつける
苦しさと痛みが全身に広がるけれど悪い気はしない
もしこのまま殺されたりしても、文句はない
「あの野郎の、思い通りには死んでもならねぇ!!」
『それで、いい、よ』
「あ、わ、悪い!!苦しかったよな?」
途切れ途切れの私の返答を聞き、力を緩めて私の顔色を窺うように見つめる
悪戯がばれた子供みたいで、可愛い
大丈夫、そう言う代わりに唇にキスをする
唇を通して未だ冷たい祥吾の体温が私に伝わってくる
『ふふ、頑張ろうね。二人で』
「・・・おう」
先程の事を意識しているのか、壊れ物を扱うように私を抱きしめる
愛おしい、君の為ならこの身を捧げようか
end
遅くなって大変申し訳ありません!!!リクエスト有難うございました!!
【BLEACH】別に【涅マユリ】 *AOT*L.A.K.LOVE×10000000*さんリク→←【BLEACH】ならばいっそ【黒崎一護】 モチツキさんリク
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カービィ - ツイステでレオナさんできますか? (2021年9月10日 13時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
カービィ - ツイステでレオナさんできますか? (2021年9月10日 13時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
yui - すいませーん…BLEACHの浦原さんって大丈夫ですか? (2019年11月25日 1時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 黒バスで花宮真お願いします!! (2019年10月26日 2時) (レス) id: 52964e3ed7 (このIDを非表示/違反報告)
みかんうさぎ - ナンバカのキジさんお願いします! (2018年11月27日 20時) (レス) id: 45da41e693 (このIDを非表示/違反報告)
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