気まぐれごちゃまぜアニメ短編集。3冊目

続 ページ29

死柄木side


紅い目には俺しか映っていない

「嗚呼、そうだな」

暴力的な優越感と快感が体中をほとばしる

ソファーに座るAの隣へと移動する

五本の指が触れないように頬を撫ぜた

妙に熱っぽい目とかち合えばどちらともなく唇を合わる

俺の欲に答えるように俺からの愛を受け入れるA

口内を舌でまさぐり執拗に求める

どろどろに甘ったるくねっとりした口づけを交わす

唇を離せば、Aの口からだらしなく唾液が伝う

三本の指でわざと厭らしく太ももに手を這わせると

ナニかを期待するようにこちらを縋るように見つめる


『とむら、さん』
「分かってる」


軽く肩を押せば、ソファーに倒れ込むA

広がった黒髪、俺を求める目

何もかもが魅惑的でたまらない

キスだけでは飽き足りず、快楽をむさぼるのだ


死と隣り合わせの欲望塗れの幸せをお前と




end

リクエストありがとうございましたアアアッ

作者の趣味全開で済みませぬ

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