気まぐれごちゃまぜアニメ短編集。3冊目 (ページ28)

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【ヒロアカ】死合わせ【死柄木弔】　グラシデアさんリクページ28

傀儡 A ―Kairai―

敵(ヴィラン)連合の一員(１８歳)

身長１６５cmの美人さん

個性【傀儡遊び(かいらいあそび)】

相手のＤＮＡを手に入れる事により人を操る事が出来る(生死問わず)

彼女の傀儡になったとしても、記憶・思考・行動を操られるため(操られている)という自覚がない

例・悪事を働かせても、記憶を弄ってなかったことに出来る
(つまり、記憶を覗く個性を持っている人間に傀儡の記憶を見られてもばれる心配がない)

雄英に彼女の操り人形を一人潜入させている
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死柄木side

『ふふふっ』
「ご機嫌だな」

嬉しそうに笑みを浮かべながら、落ち着きなくバタバタと足を動かすA

『今回のお人形さんはとても優秀です』

試験管に入った数量の血液とその血の持ち主である雄英の生徒を交互に見比べ、

歌うように綺麗な声を弾ませる

『ふむふむ、オールマイトが明日出る授業は５時間目の人命救助訓練ですかあ～・・・・』
「はい」
『んふ、職員室からくすねてきてくれてありがとうございました～もう帰っても大丈夫ですよ』
「はい」

生徒はくるりと背を向け、俺達のアジトを出て行った

「いよいよ、明日だな」
『ん～・・・』
「どうした、何か問題でもあるのか」
『先生によればオールマイトは大変弱っているそうで』
「嗚呼、そうだ」
『お人よしのお馬鹿さんですから、活動限界時間が短くなっているのに出勤がてら人助け、なんてこともありえなくないわけなんですよ』
「・・・・確かにそうだな」
『だから、人命救助訓練に来るかどうかこの教師の予定表だけでは定かとは言えない訳ですよお』
「・・・日にちを変えろと言うのか？」
『まっさかあ～！！』

さっきよりバタバタを足を動かしてケラケラと俺の言葉を笑い飛ばした

『オールマイトが来なければ来ないで子ども達殺しちゃえばいいんですよねえ』

期待と喜びできらきらと輝く瞳

魅惑的な容姿とは裏腹に歪んだ思考回路で何処か幼い

まるで毒薬

嗚呼、俺はどうしようもなく此奴が愛おしい

続く