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【黒バス】頼りになるのはいつだって【赤司征十郎】 桜華さんリク ページ20

小沼 A ―Onuma―

帝光中学校3年

バスケ部マネージャー兼生徒会副会長

身長・160cmの美人さん
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
貴女side


声が降ってくる

暖かくて優しい声

私の名前を呼んでいる

それに答えるようにゆっくりと目を開けると

目の前に私の顔を覗き込んでいる彼が

「おはよう」

この世のものとは思えない程、美しく整った顔

鮮やかな赤い髪

何で赤司君が・・・・

えーっと、ここは生徒会室で・・・

『あっ!?ごめん!!』

そうだ、赤司君と一緒に仕事してたんだ・・・

でも、眠くてつい・・・・

『ほんとにごめん・・・』

項垂れる私を見てクスクスと笑う赤司君

「いいよ、それにしても君が居眠りするなんて珍しいね」
『あー・・・実は最近眠れなくて』

そういうと私の頬に手を添え、目の下を軽く撫でた

端正な顔がぐっと近くなり心臓がパンクしそうになる

「確かに隈が出来ているね、俺でよかったら相談に乗るよ?」
『え、あ、いいよいいよ!!赤司君に悪いし・・・』

赤司君にだからこそ相談出来ないんだよね・・・

「俺じゃ頼りないかい?」

捨てられた子犬のような目でじっと私を見る赤司君

『そ、そんなことない!!でも・・・』
「君の役に立ちたいんだ」

話すしか、ないか

『最近、誰かに見られている気がするの・・・』
「ストーカー、かい?」
『・・・最初は思い違いだと思った。でも無言電話がかかってきたり、帰り道で追いかけられたり、』
「誰かに相談したのかい?」

私は小さく首を横に振った

『迷惑掛けられないし、でも、辛くて』

ぼろぼろと涙が零れ落ちて周りの景色が歪む

『それで、』
「もういいよ」

ふわりと身体が包まれる

赤司君に、抱きしめられた・・・?

「すまない、無理に話させてしまって」

背中を撫でる大きな手に安心して更に涙があふれる

「俺に君を守らせてほしい」
『え・・・?』
「君の事が、好きなんだ。俺に守らせてくれないか?」

耳元で囁かれた言葉

『私も、好き、ありがとう、赤司君』

途端に身体を疲労と眠気が襲って

赤司君に相談して良かった

そう思いながら私は赤司君の腕の中で眠りに落ちた


自身の腕の中で眠る少女の安心しきった顔を見て

少年は恍惚とした笑みを浮かべたのであった


end


赤司君は策略型ヤンデレというのを念頭に置いてもう一度読んでみて下さい!

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設定タグ:ナンバカ , アニメ短編集 , セクメン   
作品ジャンル:アニメ
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カービィ - ツイステでレオナさんできますか? (2021年9月10日 13時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
カービィ - ツイステでレオナさんできますか? (2021年9月10日 13時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
yui - すいませーん…BLEACHの浦原さんって大丈夫ですか? (2019年11月25日 1時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 黒バスで花宮真お願いします!! (2019年10月26日 2時) (レス) id: 52964e3ed7 (このIDを非表示/違反報告)
みかんうさぎ - ナンバカのキジさんお願いします! (2018年11月27日 20時) (レス) id: 45da41e693 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年4月2日 20時

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