気まぐれごちゃまぜアニメ短編集。3冊目 (ページ2)

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【BLEACH】感情の名は【ウルキオラ・シファー】　金盞花さんリクページ2

A

身長１６０㎝

破面の女

ウルキオラの従属官
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ウルキオラside

『ウルキオラ様』
「何だ」

凛とした声が俺を呼び止めた

振り返ると案の定俺の唯一人の従属官Aだった

屈託のない笑みを浮かべ小走りにこちらへやってきた

『特に用はないのです』
「・・・そうか」
『ですがウルキオラ様が見えたので、つい』

頭に手をのばし撫でてやると先程とはまた違った笑みを浮かべた

此奴の笑みを見ていると

何かを感じる

だが、俺には“心”という物が理解できないので

その正体はわからないのだが

ふと、安堵のような物を覚えるのだ

「上機嫌だな、何かあったのか」
『東仙様とたくさんお話しました、とても楽しかったです』
「そうか」

今度は、何故か靄(もや)のようなものが俺の思考を遮る

此奴を閉じ込めてしまいたい、とか

此奴を知る存在は俺だけが良い、とか

そんなことを思う

「・・・自室へ戻る、お前も来い」
『はい』

自然と此奴の歩幅に合わせ歩いている俺がいる

自然と此奴と手を繋ぎ歩く俺がいる

この感情はなんだ

「A、お前は俺と居てどう思う」
『ウルキオラ様と？』
「そうだ、俺と居てお前は何を感じる」
『幸せを感じます』

Aはあっさりと答えを出した

「幸せ、とは何だ」
『なんでしょうかね・・・私にもよくわかりません』
「そうか」
『ですが、貴方様と居ると他では感じ得ない喜びを感じます。安心を覚えます。貴方ともっと一緒に居たいと思います。だから、きっと私にとっての幸せ、とは』

言葉を切り、俺の目をじっと見つめた

『貴方様と居ることなのだと思います』

そうか、

「幸せ、か」

お前と居ることで安堵を覚えるのは

お前と居ることが幸せだからか

嗚呼、そうか

少しだけ解った

「俺にとっての不幸とやらは、お前が俺以外の物を目に映すことか」
『え、』

思った事をそのまま口に出すと

Aはその場に立ち止まり、頬を朱に染めながら俺をまじまじと見た

「何だ」
『・・・・いえ、そう言って戴けて嬉しいです』

この感情を

人は幸せというらしい

end

ウルキオラ様って絶対純粋＆天然何だと思うんですよね。嫉妬心とか安堵とかは知ってると思うけど恋心とかは絶対に知らないから思った事ぽろっと言っちゃうと思うんですよね女の子を落とすような一言を((

リクエスト有難うございました！！