耳鼻科、００４ ページ5
貴女side
「・・・仕方ないわね・・・・」
仕方ない、私の話に対する感想はそれだった
どうしてか、と尋ねると先輩は少し困ったように笑った
「跡部会長は前から貴女の事気に入っていたのよ」
『そうなんですか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え？』
気に入ってた？跡部先輩が？あの知識・運動能力・美貌・経済力を兼ね備えたチート先輩が？
天から二物三物否もう３５億物ぐらい与えられてそうな先輩が？
私なんかを？
私を・・・
「いつも書類を整理してくれたり生徒会室を掃除してくれたり、貴女にもたくさんの仕事があるでしょう？それなのに、私たちをサポートしてくれる」
『私が皆さんに出来ることは、それぐらいかなあと』
「いえ、そんな事はないわ。貴女の仕事はとても丁寧で正確よ。会計委員を任せられるのは貴女以外いないわ」
『・・・有難うございます、先輩』
涙が零れ落ちそうになるのをぐっと堪えて私は笑って見せた
「本心だもの。マネージャーの件考えてみたらどうかしら」
『え、でも・・・・』
「自分に好意を持ってくれた意味を考えなさい。跡部会長は“貴女にマネージャーになって貰いたい”と言ったのよ？」
真剣な先輩の瞳に気圧され、私はハッと気づく
私は拳をぎゅっと握りしめ先輩を見つめた
『考えて、見ます』
「そうね、それが良いわ」
「貴女にもいいことがあるわ」
『え？』
「テニス部のマネージャーになれば、彼らが仲睦まじくしているのを“間近”で見れるのよ？」
『―――――！！！』
先輩の天才的発言に私は言葉を失う
花京院先輩
貴 女 が 神 で す か
「跡部会長を超えてやろうと下剋上を胸に頑張る日吉君―――要は跡部先輩に憧れてる日吉君見放題よ？」
『萌要素でしかありませんね！！それはもう！！！』
「今年が中学校生活最後の１年となる宍戸君の為に頑張る鳳君が“間近”でみられるのよ？」
『もうそれは・・・』
「『私達にとって美味しい展開！！！』」
私の心の中で
マネージャーになる決意をした瞬間だった
続く
自分で書いてて思う
夢主ちゃん残念すぎる(笑)
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rンrン - とても面白いです 更新待ってます頑張ってください (2019年8月1日 14時) (
レス) id: de774af347 (このIDを非表示/違反報告)
愛美(プロフ) - 続き楽しみにしてます。頑張ってください！ (2018年6月3日 18時) (レス) id: dde960ea55 (このIDを非表示/違反報告)
令(プロフ) - 夢鈴さん» テンション高いジロちゃんめっちゃ可愛いですよね！！！更新頑張ります！コメントありがとうございます！ (2017年6月22日 18時) (レス) id: 8f0420db13 (このIDを非表示/違反報告)
夢鈴(プロフ) - ふぁ〜(*´艸`*)ジローが自己紹介でこんなに元気なの初めてみた！キラキラジローってブンちゃんの時しか見せないからめっちゃ嬉しい!!これからも頑張ってください!! (2017年6月19日 22時) (レス) id: 70d91bf2f9 (このIDを非表示/違反報告)
令(プロフ) - マロンクリームさん» 有難うございます！！更新頑張ります！！ (2017年6月19日 20時) (レス) id: 8f0420db13 (このIDを非表示/違反報告)
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