白と黒 ページ19
．
ここは、夢の中
僕の夢
今回の夢はちょっと不思議だ
僕じゃない僕が喋ってる
その子に僕の声が届くことは無い
ずっとその子が一方的に喋ってる感じだ
《あーあ、サセンとか勘弁して欲しい》
怖いもんね
《あんなのがいたらお菓子屋さんなんて怖くて開けないじゃないか》
確かにパティシエになって自分のお店を開きたいって思ってたけど、今の僕はSEVENTEENのみんなと、Caratと一緒にいたいから
《あーあ、テレビとかLIVEとかに出て有名にならなければ、、、練習とかもきついし、、》
そんなことない
確かに完璧なパフォーマンスをするにはそれなりに過酷な練習をしないとだけど、それを成功させた時のメンバーとCaratの顔がたまらなく好きなんだ
《元はと言えば、デビューなんてしなければこんな事にはならなかったのになぉ》
違う
最初はデビューなんてしなくていいと思ってたけどみんなと過ごしていくうちにこの１４人でデビューしたいって思えたんだ
《そもそも、SEVENTEENに出会わなければこんな事には＿＿＿＿＿》
違う！！！
僕はみんなに出会えて本当によかったと思ってる
《あーあ、早く自由になりたい》
違う、違う、違う
これは悪い夢
僕はこんな事思ってない
これは僕じゃない
《違わないよ》
…ﾄﾞｸﾝｯ
心臓がうるさい
脈打ち過ぎて皮膚を破ってでてきそうだ
気持ち悪い
《もー、自分を受け入れないのはダメだぞ！》
自分…？
《そーそー、僕はまだ夢を諦められていないんだよ》
嘘だ、僕はSEVENTEENでいたい
《そーやっていつも自分に言い聞かせて、自分の気持ちを見ないふりしてるんだ》
そう言ったその子の顔は酷く悲しそうに見えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 418人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ｓ - 続き、楽しみにしています！！大好きです！ (2019年12月8日 23時) (
レス) id: 49f623c580 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ペロディー | 作成日時：2019年6月20日 21時
