私一人 【文豪ストレイドッグス】

３３話 ページ35

太「良い相棒？勘弁して下さいよAさん」
太宰は嫌そうな、顔をするがそこまで嫌そうではない



太「しかし拙いな」
貴「何がだい？」
太「中也の体が保たない」
中原中也が異能力で破壊した体が即座に再生しているため、その繰り返しで、埒が明かないのだ
その為、中原中也の体は異能力によってボロボロになってく



貴「ふむ....外部からでは破壊する手段がないということか。では太宰内部からはどうだろうか？」


太「なるほど!!名案だ!!」
太宰は私が創りだした爆弾を持ち、上手く爆弾を爆発させ、敵の体に大きな穴を開ける
その穴に中原中也が異能力の圧縮した重力子弾を体内に投げ込み、体内から破壊をさせていく。



大きな爆発させたところには、地面に大きなクレーターができ、敵の姿は無い。
貴「おーーー!!」



しかし敵を倒したというのに、異能力を制御できなくなっている中原中也は、暴走を始める
だがすかさず、太宰が『人間失格』を使い中原中也の異能力を無効化する
太「的は消滅した、もう休め中也」



中原中也の体に表れていた、模様が消える
中「この...糞太宰...終わったら直ぐ....止めろっつの...」
喋りながら口から吐血する



太「もう少し早く止められたんだけど、面白くて見てた。」
中「手前を信用して...『汚濁』を使ったんだ、ちゃんと俺を拠点まで送り届けろ」
太「任せなよ相棒」
太宰は何かを企んでるかのように、ニコリと笑うがそれに気づける様な気力は中原中也には存在しなかった。








当然の様に中原中也を放置し帰る太宰
放置した中原中也に毛布を掛けて、帰る私
よくお眠り・・・・

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